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緋色の眼を持つ少年  作者: カモメ
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緋色の眼を持つ少年第二十三話

遂に僕の疑問の核心に迫るような事を…

透さんが口にした。


しかし…

いつまで待っても次の言葉が出て来ない…


僕がしびれを切らし…

透さんに質問しようとしたとき…


『和美…

お前がこの家の業を知るには、まだ…お前の体験や、知識が足りん。


先ずは、それを知るには

オレがなぜ?

怨霊としてこの世をさ迷わなければならなくなったのか?


それを知らねば…

到底この家の業を受け入れられまい。


いずれ…

オレの口からお前に話す事になるじゃろうな…』


まるで僕の質問を見透かす様に初さんが答える。


でも…

僕の質問をしたい衝動は止まらない。


それをも見透かす様に初さんが…


『そんなに慌てんでも良い…

日曜日に、この家に訪ねて来る女が居る。

其奴を見てからの方が

理解しやすかろう。


日曜日迄…

あと二日…


一体どんな女の人が訪ねて来るんだろう。


永井の業に纏わる訪問者なのか?


江崎さんが、透さんを詰った

『呪い屋!!』と関係があるのか?


まだ僕の理解は霧の中に閉ざされていた。





そして…

何事もなく、二日が経ち…日曜日を迎えた。


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