第23話 雛のご褒美 ~甘々でアワアワなお風呂タイム~
夕食後、雛にせがまれて結局お風呂に入ることになった。
脱衣所で着替えて浴室に入ると、湯気が立ち込める中に雛がすでに待っていた。
「悠真、お待たせー!」
雛が明るく手を振る。
「ああ、それじゃ――どほっ!?」
……前のようなスクール水着かと思っていたのに、目の前にいたのはめっちゃ際どいビキニだった。
健康的な雛らしいといえばらしいけど、布面積が少なすぎて目に毒だ。
「な、なんでそんな際どい水着なんだっ」
「えーだってー。今日はご褒美に、悠真に体を洗ってほしいんだもん♡
スクール水着だと洗いにくいでしょ?」
「でしょって言われても……」
どこを触ってもアウトな気がするほど、雛の着ているキワキワビキニは危険すぎた。
新体操部の元エースで、中学まで大活躍していた雛は、高校に入ってからはチア部に入り、運動部のアイドルとしてみんなに崇められている。
(それにしたって、布面積が小さすぎないかこれ?)
その健康的でしなやかな体が、ビキニに包まれて強調されていて、俺の理性が悲鳴を上げていた。
雛は無邪気に笑いながら、俺の手を取った。
「ほら、早く入ってー。
雛、悠真に洗ってもらいたくて楽しみだったんだよ♡」
俺は恥ずかしさを必死に抑えながら、雛の背中からシャワーをかけた。
スポンジにボディソープを泡立て、できるだけエッチな部分を避けながら丁寧に洗う。
背中、肩、腕……。
「ん……くすぐったい♡」
雛が小さく笑う声が、浴室に響く。
俺は必死に集中した。
(や、柔らかい……いや、煩悩を捨てろ、高見沢悠真18歳! キサマの理性は何のためにあるのだ!)
雛は純粋に俺に甘えたいだけなのだ。性欲の目で見てはならぬっ!
そう自分に言い聞かせていると、雛が振り返って無邪気に言った。
「こっちも洗って~♡」
彼女は自分の胸の辺りを指で軽く示した。
俺の頭が一瞬真っ白になった。
「え……そこは……」
(Oh……big |marshmallow!)
「いいじゃん、悠真に洗ってほしいんだもん♡
ちゃんと優しくね?」
雛は上目遣いに俺を見て、甘えるように体を少し寄せてくる。
俺は心の中で何度も「理性、理性」と唱えながら、震える手でスポンジを動かした。
泡立てたスポンジが、雛の柔らかい肌に触れる。
「んっ……♡ 悠真の手、優しい……」
雛の声が甘く響き、俺の胸の鼓動がさらに速くなった。
(落ち着け……これはただのご褒美だ……いや、俺にとってもご褒美になるのか)
湯気の中で、雛の笑顔が無邪気に輝いている。
俺は必死に理性と戦いながら、雛の体を洗い続けた。
このご褒美タイムは、予想以上に甘くて、危険なものになりつつあった。
「ほらほらー。おっぱいも洗って悠真~」
雛が明るく言いながら、胸を少し前に突き出すようにした。
ビキニの布地が限界まで伸び、柔らかい膨らみが強調される。
俺の視線が思わずそこに吸い寄せられ、心臓が激しく鳴った。
「え、ちょっと……そこは自分で……」
「だめだよー。ご褒美なんだから、悠真に全部洗ってほしいの♡」
雛は無邪気に笑いながら、俺の持っているスポンジに自分の手を重ねてきた。
その手は温かく、指が絡まるように動く。
俺はごくりと唾を飲み、震える手でスポンジを動かした。
泡立てたスポンジが、雛の胸の谷間にそっと触れる。
柔らかくて、弾力があって、温かい。
指先が軽く当たるだけで、雛の体が小さく震えた。
「んっ……♡ そこ、優しくね……」
雛の声が甘く響き、俺の理性が一瞬で揺らぐ。
泡が雛の肌を滑り、ビキニの縁をなぞるように流れていく。
その光景があまりにも刺激的で、俺は必死に目を逸らそうとした。
(柔らかい……すごく柔らかい……いや、ダメだ! これはただの洗いっこだ……!)
雛は俺の反応を楽しむように、体を少しくねらせながら言った。
「悠真の手、あったかい……
もっと丁寧に洗ってほしいな♡」
俺は声を震わせながら答えた。
「こ、これで……いいか?」
「うん……でも、横のほうも……」
雛が自分の胸の側面を指で示す。
俺は覚悟を決めてスポンジを動かした。
泡が雛の滑らかな肌を滑り、柔肉の曲線を優しくなぞる。
雛の息が少し荒くなり、甘い吐息が俺の耳にかかった。
「んふっ……♡ 悠真……上手……」
その声が可愛すぎて、俺の頭がぼうっとした。
スポンジを持つ手が熱くなり、理性と欲望の間で激しく揺れる。
(……色即是空……色即是空)
雛は俺の胸に体を軽く預け、甘えるように囁いた。
「悠真、雛のおっぱい……気持ちいい?」
俺は必死に声を絞り出した。
「……気持ちいいけど……これは、ご褒美だからな……」
雛はくすくすと笑い、俺の首に腕を回してきた。
「うわっ、ちょ、ちょっと雛っ!?」
(や、柔らかい! 色々と柔らかい! そして俺、硬いっ!!)
「えへへ~、もっと洗って♡
雛、悠真にいーっぱい甘えたいの……あとで一緒に入ろうね♡」
湯気の中で、二人の距離がさらに近づく。
俺は雛の柔らかい体を洗いながら、自分の心臓の音がうるさくて仕方なかった。
理性の勝利である。いや、これは敗北だろうか。
その日は雛とイチャイチャしながら、俺は理性と戦い続ける天国地獄を味わう事になった。
平和である。
そして数日後――
俺と三姉妹が糖度の高い生活を続けている最中、凪沙との決着を付ける怒濤の日々に入っていく事を、まだ知る由もなかった。
※後書き※
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