表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/59

第52話 旅路




× 7 ×




 次に目を覚ました時に、まず私の視界に飛び込んできたのは、見知った部屋の内装だった。

 白い壁と光の差し込む窓。私は椅子に腰掛けていて、目の前には勉強机がある。

 私は目を閉じ、自分の胸を押さえて語り掛けた。


「レイシア、いる?」

(──うん。ここに)


 間を置かず、レイシアの声が聞こえてくる。どうやら無事に、私は彼女と共に時間を遡ることができたようだ。

 私は頬を、軽く両手で何度も叩く。


「ちゃんと、全部覚えてる?」

(うん。覚えてるよ)

「前回のループでどこまで研究が進んだかも?」

(うん。大丈夫。ミコトも、死のショックで記憶が抜けたりしてない?)

「ええ。平気よ」


 一通りの確認を終えてから、私は「よし」と呟いて立ち上がった。

 その瞬間、部屋の扉がノックされる。続いて聞こえてきたのは、メイドのアンナが私たちを呼ぶ声だ。

 私は目を瞑り、深呼吸をして、固く拳を握りしめた。


「行くわよ、レイシア」


 私がそう言うと、彼女は深く頷いた。




× 8 ×




「──」




× 9 ×




「──次よ!」




× 11 ×




「もう一度!」




× 13 ×




「大丈夫、まだ、まだ……!」




× 36 ×




「次よ、次こそ……!」




× 77 ×




「っ、どうして! 方法は、これで合ってるはずなのに……!」




× 84 ×




「どうして、暴走が止まらないの……!? 私たちが、今までやってきたことは、間違いだったっていうの……!?」




× 95 ×




「……また、一から、やり直し? あ、はは、また、はじめから……?」





× 99 ×




「それなら、私たちのやってきた、ことは……」




× 100 ×




「私は、一体何のために……」




× 10■ ×




「──違う。私たちがやってきたことは、無駄じゃない。何一つとして、無駄なことなんてなかった」




× 1■■ ×




「だから──諦めない」




× 2■■ ×




「私は、私たちは、絶対に諦めない」





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ