エレミットガーデン 和国編 再訪 開店準備2
遅くなって申し訳ありませんでした。
私達はティムさんの家で一晩お世話になったの。
ふわり「やっぱり和国の食事は米食があるから良いわね。」
イリキエラ「ナズナさんの料理美味しかった、定期的に食べたいよね。」
マナ「分かる、パンも美味しいんだけどたまにごはん食べたくなるものね。」
デイジー「和国の食べ物初めて食べたけど美味しかったわ。」
イリーナ「とても参考になりました、和素材のパン試作してみたいです。」
メディ「そろそろサントリナの所へ行きたいわね。」
シュンカ「私も~サントリナに~会いに~行きたいわね。」
スズカ「シュンカお姉ちゃん、サントリナのことが気になるの?」
シュンカ「サントリナ~と言うより~サントリナの~近くに~なんとなく~オウカ~に似た~精霊が~いる気が~するわ~。」
スズカ「この距離で精霊がいるか分かるの?今までそんなこと無かったの。」
シュンカ「悪魔で~なんとなくよ~。」
シュウカ「こちらの店が今どうなっているかも確認する必要があるね。」
トウカ「久しぶりに、ここで、お店、やるの、楽しみ。」
ペティ「近いからまずはお店から見に行く?」
イリーナ「早くパンを作りたいです。」
ふわり「パン作りを早く覚えたい気持ちは分かるけど、他の事にも目を向けるのも大事よ、色んな事を見るのが最終的にパン作りに繋がることもあるんだから。」
イリーナ「はい、分かりました。」
モヨギ「スズカ様もそれで良いでしょうか?」
スズカ「お店に行ったらそのまま開店準備することになる可能性があるから、先にサントリナのところに行くの、シュンカお姉ちゃんがサントリナの近くにいる精霊にこの距離で反応したのも気になるの。」
クレア「ではまずサントリナのところに行くと言うことじゃな。」
デイジー「ここが和国なんですね涼しくて良いところですね。」
ふわり「ここにいたのは4日ほどだったけど住人の人も優しいし本当に良いところだと思うわ。」
イリキエラ「でも初日以外ほぼパン屋にしかいなかったから、他のところを見れなかったのは少し残念だったわね。」
マナ「そう言えば折紙を教えた先生子供達と上手くやれているのかな、詳しい事は聞かなかったからどこの寺子屋なのかも聞けなかったし。」
ふわり「前回は神仙村とシャロンに会いに行く道中位しか行かなかったしね、温泉街とかも行けてないし。」
アマナ「もしかしてあなた達は噂のパン屋さんの方々かしら?」
金髪ポニーテールに青い和服を来た女性がスズカ達に話しかけてきました。
シュウカ「そうですよ、うちを利用しているお客様かな。」
アマナ「やっぱりそうなんですね、パンを買いに行った主人が店員さんの事について話してたときの特徴と似ていたからそうかなと思ったんです。」
トウカ「主人と、言うことは、あなた、自身は、来れて、無いのね、もしかして、原因は…。」
アマナ「この足さえまともに動けば私自らお店に行けるのに残念だわ。」
シュンカ「足が~動かなく~なってる~なんとか~して~あげたいわ。」
メディ「これは筋肉が弱っていく病気のようね、それも遺伝的なものの可能性が高いわね…でも病気なら私のカレーで多少は改善できるかも。」
アマナ「この足が治るんですか、治療費はお支払するのでお願いします。」
メディ「治療と言ってもこのカレーパンを食べて貰うだけだしお金は必要ないわね、それに完治は難しいかも。」
シュンカ「私も~ヒールウィンドで~回復させたら~より~良くならない~かしらー?」
スズカ「私もフォローウィンドで力を貸すの。」
メディ「それならかなり良くなりそうね、と言うわけでこのカレーパンを食べてください。」
アマナ「ありがとうございます、頂きますとても美味しいです。」
スズカ「ではシュンカお姉ちゃん行くの、フォローウィンド。」
シュンカ「スズカ~ありがとう~行くわね~ヒールウィンド。」
アマナ「足が治っているそれに少しなら動かせるかも。」
メディ「足は健常者と同様レベルに回復出来たと思うわ、でも生まれてからずっと足を動かしてないから、立って歩くための練習をする必要があるから、今すぐ歩くのはさすがに無理だと思うわ。」
アマナ「それでも…十分です…グスッ、私は一生歩けないと諦めてたのに、歩けるようになれるなんて。」
デイジー「サントリナさんのいるところはすぐ近くにあるんですか?」
ペティ「この川を過ぎればすぐですね、前来たときは漁師さんが美味しそうな大きな魚をとっていました。」
モヨギ「ペティは魚の事になると嬉しそうに話すわね、まあ私もお肉の事を考えると楽しい気分になるから、気持ちは分かるけどね。」
イリーナ「魚を使ったパンも作ってみたいですね。」
メディ「サントリナの樹が見えてきたわね。」
イリーナ「とても大きな樹ですね、それに紅葉が綺麗です。」
シュンカ「やっぱり~オウカに~似た~気配が~あるわね~それも~複数~。」
スズカ「なんかこの前の時に見かけたお客様がいるの。」
エポニー「あの時の店員さん久しぶり、えっとメディさんで良かったのかな。」
メディ「ええそうよ私の名前知っているの?えっと確かバウムクーヘンを買われたお客様だったわね。」
エポニー「メディの名前はサントリナ様から聞いたのよ、あの時はドリアードとだけ聞いたけど世界樹の娘だったときいたときは驚いたわ、そう言えば名乗ってなかったわね、私はエポニーよ。」
メディ「エポニーねよろしくね、わざわざあの場で世界樹の娘を名乗ることはないと思ったからドリアードとだけ言ったのよ、そう言えばバウムクーヘンを作ってみると言っていたけど、どうなったの?」
エポニー「色々試してみたけど上手く行ってないわね、木に生地を巻き付けると言われたけど上手く層にならないし。」
イリーナ「バウムクーヘンか私も挑戦してみたいです。」
メディ「確かにあの説明だと分かりにくかったか…私の説明は業務用のだったしな。」
ふわり「家庭用なら卵焼き機を使うとうまく行くわよ、後お玉に生地を一杯ずついれて弱火で焼いて巻くのを繰り返すの。」
エポニー「卵焼き機とはなんの事だ?卵焼きなら私も作ったことはあるけど。」
ふわり「卵焼き機は卵焼きを焼く用の四角いフライパンの事よ、ここにないのは以外だったわね、私予備持ってるから卵焼き機と、ついでにお玉をあげるわね、これでバウムクーヘンが作りやすくなるはずよ。」
エポニー「ありがとう、また挑戦してみるわ。」
メディ「サントリナ久しぶりね。」
サントリナ「メディ久しぶり、こっちのパン屋で働いていたみたいだから、遊びにいつでも来て良かったんだけど、忙しかったの?」
メディ「今店で働いてるのはミラ様達が作った私たちのコピーで店の辺り周辺しか行動しないみたいなのよね、だから来なかったんだと思うわ。」
サントリナ「なるほどそう言うことだったのね。」
サクヤ「このお方が世界樹の娘のメディ様なんですね。」
サントリナの隣にいる赤髪のロングヘアーにダークピンクの和服を来た女性が話しかけてきました。
シュンカ「あなた~から~オウカと~同じ~雰囲気を~感じるわ~もしかして~あなたは~サクラの~精霊~なのかしら~?」
サクヤ「そうですね私は桜の精霊のサクヤと言います、しかし桜はあなた達のいる精霊の里にもあるんですね。」
スズカ「オウカの精霊樹はシュンカや私の魔力によって生まれたから例外で、私達のいるエレミットでは桜はオウカの精霊樹以外ほとんど無いからとても珍しいの。」
サクヤ「そうだったんですね。」
シュンカ「サクヤさん~以外にも~オウカと~似た力を~感じるけど~他にも~いるのかしら~?」
サクヤ「彼女達の気配を察するなんて、さすが桜の世界樹の精霊を産み出しただけあるわね、今日は新しい『サクヤ』候補を決める日なのよ。」
モヨギ「新しいサクヤってどう言うことですか?」メディ「樹の精霊の中には定期的に代替わりして別の精霊に後を引き継ぐ事があるのよ、まあ引き継いだらその精霊は死ぬとかではなくて、隠居すると言う感じみたいだけど。」
ふわり「所謂襲名と言う奴ね、今までの名前を捨てて先祖や先代の名前を引き継ぐの。」
イリキエラ「引退した後は元の名前を名乗る感じかしら。」
サクヤ「えぇ、そういうことになりますね、私の場合は紅華が以前の名前なので、コウカと名乗ることになりますね。」
マナ「確か濃いピンクが特徴の桜の名前だったわね。」
シュウカ「もしかして桜はたくさんの種類があるのかな?」
マナ「確か日本だけでも600種類以上ありますね。」
シュウカ「600種類以上…凄い数ね。」
サクヤ「話を戻しますが、シュンカさんが感じた気配は『サクヤ』候補の下級精霊達です、ほらみんな挨拶して。」
サクヤ候補達「こんにちは。」
シュンカ「みんな~雰囲気とか~微妙に~違うけど~やっぱり~どことなく~オウカと~似てる~気がするわ~。」
ペティ「みんな小さいけど、サクヤ…だと紛らわしいからコウカと同じ大きさになれるの?」
トウカ「それについては、問題、無いと、思う、私達、精霊は、ランクアップ、して、下級精霊から、中級精霊に、なる時、サイズが、変わるから。」
クレア「それでこの後どうなるのじゃ?」
サントリナ「毎回私と今代の『サクヤ』がサクヤ候補から一人次代のサクヤを決めて、そのサクヤ候補に先代のサクヤと私の魔力を与えて中級精霊にランクアップさせるのよ。」
シュンカ「なるほど~その選定~私も~手伝っても~良いかしら~?」
コウカ「そうですね…本来なら私達二人だけでやるべきなんですけど…。」
サントリナ「メディは世界樹の娘だし、シュンカ達も季節風の精霊達だから、彼女達なら参加しても大丈夫だと思うわ、むしろお願いしたいかな、精霊以外の人たちには適正について判断することが出来ないはずだから…。」
ふわり「少し残念だけど仕方ないわね。」
イリーナ「私はハーフエルフだから今一つ分からないかも。」
しばらく『サクヤ』候補の中から次代のサクヤに相応しい精霊を
シュンカ「この~ショートヘアーの~娘が~なんか~安心~出来る~雰囲気を~感じるわ~。」
サントリナ「彼女は陽春ね、私はそこのロングヘアーの舞姫が気になるわね、真面目な良い娘だし。」
コウカ「私はツインテールの蝴蝶かしら、しっかりしてるし。」
メディ「和は落ち着いた雰囲気の静香が良いと思うわ。」
それからみんなで次のサクヤを誰にするか話し合ったの。
サントリナ「次代の『サクヤ』はヨウシュンあなたに決まったわ、おめでとう。」
ヨウシュン「ありがとうございます、頑張りますね。」
コウカ「ではあなたに魔力の譲渡を行うわ。」
シュンカ「それなら~私も~魔力を~渡して~あげるわ~。」
メディ「もちろん、私も力を貸すわね。」
私達精霊がヨウシュンに魔力を贈ると体が光り中級精霊にランクアップしたの。
サントリナ「これで今日から貴女が『サクヤ』よ頑張りなさい。」
サクヤ「はいありがとうございます、精一杯努めさせていただきますね。」
サントリナ「みんなありがとうお陰で無事にサクヤの引継ぎが出来たわ。」
メディ「良いタイミングで来れたみたいで良かったわ。」
コウカ「シュンカ様が見初めた陽春は優しいサクヤとしてみんなから慕われる存在になっていくことでしょう。」
メディ「サントリナと久しぶりに会えて良かったわ、少し想定外のこともあったけど。」
シュンカ「でも~楽しかったし~新しい~サクヤも~決まって~良かったわ~。」
イリーナ「この後はお店に行くんですね。」
マナ「そうね、挨拶したい人とか、気になる人はいるけど、それは後でも良いかなと。」
シュウカ「まあお店にまた来てくれるかもしれないし、取り敢えず店に行きましょう。」
ふわり「そうね、ひなさたさんにも挨拶しないといけないし。」
スズカ「ヒナタさん、久しぶりなの。」
ヒナタ「あらスズカさん達か、毎日顔を合わせてるのに、久しぶりと言うなんて、でもいつもより感じが良いような…。」
メディ「花火大会以降の私達はティム様に作られたコピーだったのよ、それで久しぶりに本物の私達が数日間限定でやることになったのよ。」
ヒナタ「なるほどそう言うことだったのね。」
ミスミ「この娘達がこのパン屋の店員さん達なのね、本当に精霊様が店員をやっているのね。」
ヒナタの横にいた茶髪ツインテールにピンクの着物を着た女性が話しかけてきました。
ヒナタ「スミスはそう言えば彼女達にははじめて会うわね。」
シュウカ「スミスと言うのね私は秋風精霊のシュウカよ、エレミットガーデンでは主に接客をしてるわね、興味深い物が色々ありそうね。」
スミス「あぁ、私は雑貨屋の店員で掘出し物とかも扱ってるからね、今日もいくつか持ってきたのよ。」
ヒナタ「お店のレイアウトとかを変えようと思ってスミスに来て貰っているのよ。」
ふわり「なるほどそれで来ていたのね。」
シュウカ「掘出し物か興味あるわね、後で詳しく教えてほしいわ。」
スミス「良いですよ、気に入ったのがあったら是非買ってくださいね。」
ネベッカ「スズカ様たち、こんなところにいたんですね。」
スズカ「ネベッカさん久しぶりですね、もしかして私達のコピーと働いていてくれたんですか?」
ネベッカ「コピー?良く分からないけど一週間位前からここで働いているでしょう、お店で色々作ってみているんだけど、実際にこの店で働いて体験した方が良いかなと思って、まあ今のところ見て覚える感じですけど…。」
ふわり「今働いているのはティム様が作ってくれた私達のコピーだったの、だからお店をやる上では問題ないけど、教えたりは出来なかったかもしれないわ、本物の私達がいる間は色々教えて行くわね。」
ネベッカ「はい、ありがとうございます。」
ファーネ「ここがエレミットガーデンか確かに他の店とは違う雰囲気があるわね。」
緑髪ツインテールを黄色いリボンで結び白い和服を着た女性が話し掛けてきました。
トウカ「確かに、ここは、エレミットガーデン、だけど、お客様かな、そろそろ、閉店の、時間に、なるから、気をつけてね。」
ファーネ「私は客ではなくて、ティム様に言われてこの店を手伝いに来たの…まあ、この時期は私の店も忙しくて本来なら手伝えないんだけど、ティム様がこの店を手伝えるよう、臨時のバイトをたくさん連れてきてくれたのよね。」
スズカ「そう言うことならよろしくお願いするの。」
イリーナ「私も頑張って一人前のパン職人になれるよう努力しますね。」
久しぶりに千草知香子さんとのコラボ作品を書いたので、キャラ把握などに時間が掛かり、大幅に遅れてしまいました。
コラボの元の作品の時間軸とズレがあるケースが多かったので、帳じり合わせにキャラの設定とかを考えるのが少し大変でした(特にサクヤね。)、ちなみにサクヤ候補の精霊達の名前はみんな桜の名前から取っています。
この後の予定はいつも通りパン屋の話を書いたあと、温泉街を探索しようかなと思ってます、その後はまた小話をいれるかも。




