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接近
同窓会は、終わりに近づいた。
「もう帰るかぁ。」
あたしは健ちゃんと事務所によるコトになった。
事件のコトを話さなきゃいけない。
「健ちゃん、行こう。」
「え、2人で帰るの?」
雅ぴょんはあたしを見て目を丸くする。
「あぁ。仕事でね。」
「…ふーん」
「じゃあね、雅ぴょん。」
あたしと健ちゃんは店をでる。
「んー!楽しかったぁ」
あたしはのびーとしながら健ちゃんに話しかける。
険しい顔した健ちゃん。
「なぁ、雅人のコトどう思ってる?」
「え?」
「なんでもねー。」
?
どうしたの?
わかんないなぁ、健ちゃん。
「雅ぴょんは優しい人だとおもってるよ。」
「俺は?」
え?
「頼れる人で、仕事してる時とか…かっこいいと思う。面白いし。」
話せば話すほど健ちゃんのいいところが思い浮かぶ。
健ちゃんは全部聞いたあと。
「…お前は俺が…好きか?」
え?
「う、うん?」
健ちゃんの顔が暗くて見えない。
事務所についてしまった。




