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接近
夜9時。
あたしは、同窓会を抜けて近くのコンビにの横にある自動販売機によった。
「おっす。女の子1人で脱走か?あぶねーぞ。」
振り向くと。
「雅ぴょん!」
いつの間にか、背後にたっていた。
「不審者でもでたらどーすんの?」
「あぁ、大丈夫!あたし警察官だし。背負い投げしとけば、ね!」
「..やめなさい。」
雅ぴょんは苦笑いだった。
あたいも笑った。
雅ぴょん、変わったなぁ。
「警察とは言うものの、女の子でしょ。」
「えっ?」
雅ぴょんがそんな事いうの?
変なの。
あたしは笑い出しちゃった。
「その腕も、怪我したんでしょ?」
「あぁ、うん。ナイフ持ってた相手だし。
でも、そんなやつにビビってたらダメだしね。前なんて、チェーンソー振り回してたやついたから。」
温かい紅茶を飲む。
「危なっ。楽しい?警察官。」
「楽しいよ〜。そういえば、雅ぴょんって何してるの?」
「俺?俺はね、タクシーの運転手。」
二コっと笑った顔。
運転手・・・?
あたしは、今頭にぴーんときた。
「もしかして、この前あたし乗せた?!」
「そう!やっと気づいた?」
「あのタクシーの運転手、雅ぴょんだったの?」
「そうだよ。いや〜警察らしくて、かっこよかったよ。」
うあ〜。
そうだったんだ...だから夏目 雅人って覚えてる?って聞いたんだ。




