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接近
「あっ、おかえりー!」
雅ぴょんがこっちに気づいた。
「仕事?かっこいいねー!」
「どんな仕事だったの?」
質問が飛んでくる。
でも、言えない。
崇君のこと、なんて言ったら...雰囲気がこわれる。
「クラスメイトの事件。」
健ちゃんが答えた。
「え?!」
「...クラスメイトって?」
「やめてよ、崇君のこと...思い出しちゃうじゃん。」
健ちゃんー!
「崇のことだよ。」
「え...」
静まり返るみんな。
すました顔して!なにいってるの健ちゃん。
「あいつは、ずっと家族にいじめられていることをかくして
楽しそうに嬉しそうにみんなの話し、してたそうだよ。...ちゃんと犯人を捕まった。
今こそ、崇に謝って、そんでお礼を言おう。」
健ちゃんの言葉にみんなが頷いた。
あたしはまた、涙が溢れそうになった。
目を拭い、笑う。
みんな手を合わせて、崇君のことを想った。
...崇君、ごめんね。
気持ちに答えることができなくて、ごめんなさい。
あたしのことを好きになってくれてありがとう。こんな温かい気持ちになるんだね。
ありがとう。
離れていても、ずっと一緒だよ・・・。




