真奈と行くクリスマス
冬休みに入った。冬休みに入ると早速、真奈と旅行に行くことになった。そして当日の昼すぎ、俺が待ち合わせ場所である渋谷駅に向かうと、すでに真奈がJRの改札の前で待っていた。
「遅いよー、優斗」
「悪い悪い。真奈、おはよう」
「おはよ♡優斗」
「照れるなぁ・・・そうだ。今日はクリスマスイブだな・・・」
「あっ・・・うん、そうだね」
「クリスマスプレゼントはもう用意しているからな」
「そうなんだ!私、優斗から何貰えるかな・・・」
俺たち2人は真奈の知り合いである中谷彰子さんが運転する車で山中湖まで向かい、およそ2時間かけて彰子さんがオーナーの別荘に到着した。ちなみに彰子さんはこれから仕事のため東京に戻る。
「ねぇ優斗、見てー!富士山がでっかいよー!一緒に写真撮ろーよ!」
真奈が写真をせがんで来たので、2人で手を繋いで写真を撮ることにした。
別荘に着くと早速、真奈は料理に手をかける。その間、俺も料理の手伝いをする。料理の内容は、ホワイトシチューと七面鳥のグリル、ビーフステーキその他諸々・・・要は、クリスマスのディナーである。さすがにまだ、お互い高校生なのでワインは出てこないが。そして・・・
「せーのっ・・・メリークリスマス!」
真奈の提案で、パーティー用の衣装に着替えた俺たち2人は夕食を取る際、クラッカーを鳴らした。
食事の感想?美味しいに決まっているだろう。
◇ ◇ ◇
食事が終わると、そのままプレゼント交換が始まった。しかしその前に、せっかくなのでお互いサンタの格好に着替える。そしてお互いクリスマス仕様にラッピングされた箱を見せると・・・いよいよ、プレゼント交換の時間だ。
「お互い交換したし、いよいよ開けるぞ。せーのっ・・・」
「うわ、マジ!?優斗ありがとう!」
「俺、これめっちゃ欲しかったんだ!ありがとう真奈!」
俺は真奈にクリスマスプレゼントを渡した。クリスマスプレゼントの中身はついこの間発売されたゲームソフトだ。そして、真奈が俺に用意したクリスマスプレゼントは・・・前々から欲しがっていた、これまたゲームソフトである。
「ありがとう優斗・・・やっぱり優斗は私の大切な人だよ」
「ありがとう真奈、俺も真奈が一番大切な人だと思っている。ずっと一緒だよ・・・」
クリスマスプレゼントを貰った真奈はとても嬉しそうだった。そして、俺に最高の笑顔を見せてくれた。お互いの唇が深く、激しく触れ合ったのは言うまでもない。
◇ ◇ ◇
「ねぇ優斗。アレ、しようよ。今日、クリスマスだよ。クリスマスの夜は恋人同士・・・アレ、するんでしょ?それに寒いし、体暖めたいな・・・」
日付が変わった12月25日の深夜、真っ暗になった別荘の寝室で真奈は、俺にこう耳元で囁いていた。真奈は俺のすぐ隣のベッドで寝ようとしている。・・・裸ではなく、パジャマ姿だがな。しかし寒いな・・・
「バカ言え。それに・・・アレ、あるのかよ。避妊するやつ。お前、もし妊娠しちまったらどうするんだよ」
「その時はアイドル辞めて、優斗と一緒に子供育てたいなぁ」
「アホかお前!俺たちまだ高校生なんだぞ!」
俺は一瞬、真奈に怒鳴った。真奈は「優斗、怖いよ!そんなに怒らなくてもいいじゃん・・・」と今にも泣きそうな顔で言っている。そして・・・
「ふぁー・・・私、眠くなっちゃった。優斗、さっきは言い過ぎちゃった。でも、チューして」
「仕方ないなぁ・・・可愛い彼女のためなら、何でもするよ」
「ん?今何でもするって言ったよね?」
「えっ、それは・・・」
その瞬間、真奈は俺が寝ていたベットに飛び移る。そして・・・
「えいっ」
真奈が俺に抱きつき、キスをしてきた。唇と唇が触れ合う瞬間でもあった。それに、真奈の全身が俺に当たっている。パジャマ一枚だから、真奈の胸がほぼ直に当たって、プルンプルンしているんだよなぁ・・・
程なくして真奈は自分のベッドに戻り、眠りについた。真奈の寝顔はめっちゃ可愛い。
結局その日の夜、俺はほとんど眠れなかった。




