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男女比1:40の学園生活  作者: 青獅子
高校3年生
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高校最後の文化祭(2日目&3日目)

文化祭2日目は、軽音楽部のライブがあるため、俺は朝からリハーサルに取り掛かっていた。ちなみにバンド名は『STAR&SUN』で、楽曲は全てオリジナル。俺が作詞して、日高が作曲したというのも書き足しておこう。そして、日高がボーカルとギター、俺がベース、大沼がドラム、内藤がキーボードという布陣だ。ちなみに福原と山下はソロでライブを行う。




そしてリハーサルが終わった午後、軽音部のライブが始まった。まずは1,2年生がこの日のために練習した楽曲を披露する。そして福原と山下もそれぞれ、自作の楽曲を披露し、最後の大トリで俺たち『STAR&SUN』の出番がきた。




◇ ◇ ◇




ライブを終え、幕が下りると、会場全体から拍手と歓声が交互に鳴り響いた。




「とりあえず、3年生はお疲れ様!」




俺たち6人は、放課後の打ち上げで、顧問である牧田桃香(まきたももか)先生(この春赴任した音楽教師)からこう言われた。俺たち3年生も一人ずつ最後の挨拶をする。


そして、2年生で新たに部長に就く小川愛奈(おがわあいな)ちゃんから花束を受け取り、誰もいなくなったステージ上で記念撮影をしたのであった。




◇ ◇ ◇




そして文化祭最終日となる3日目、俺は朝から合唱部で歌う楽曲のリハーサルに取り掛かっていた。ちなみに、合唱部は3学年合わせて10人しか部員がいないため、全部員で数曲歌う予定となっている。




「おい!声が出ていない!3年生はこれで引退なんだから、気合いを入れるように!」




顧問である山口先生の叱責が止まらない。あの人、学生時代は剣道部だったみたいだし、根は典型的な体育会系なんだよな・・・




そしてリハーサルを終え、俺たち合唱部は午前最後のプログラムとしてステージに向かう。そして、




「御船合唱部、ファイティーン!」




という部長の川端の合図とともに、俺たち合唱部はステージに向かった。




◇ ◇ ◇




歌が終わり、幕が下りると、会場全体から拍手と歓声が交互に鳴り響いた。




「とりあえず、3年生はお疲れ様。これで引退だな。正直私も寂しいよ・・・」




俺たち6人は、山口先生からこう言われた。山口先生の目には少し、涙が浮かんでいた。俺たち3年生も一人ずつ最後の挨拶をする。3年生、そして下級生の部員はみんな、涙を浮かべていた。やべぇ、俺も泣きそうだよ・・・


そして、2年生で新たに部長に就く関口萌果(せきぐちもか)ちゃんから花束を受け取り、体育館裏の楽屋で記念撮影をしたのであった。




◇ ◇ ◇




「優斗、3日間お疲れ!私、ずっと見てたよ」


「ああ、ありがとな。真奈」




最終日の午後は芸能人を招いてのトークショーがあった。俺は折角だし、真奈を誘って、体育館の椅子に座って、買った食べ物をほうばりながら見ることにした。


トークショーに来てくれた芸能人は真奈曰く、仲のいい友人である、最近売り出し中の女優さんだった。トークショーの内容は至ってシンプルなもので、自分が芸能界に入ったきっかけとか、これから芸能人を目指す人へのアドバイスとか、今週末に公開される主演映画の宣伝とかの内容だった。


そしてトークショーが終わると、真奈に誘われる形でその女優さんがいるステージ裏に向かった。



「優斗、この人が高野美奈(たかのみな)さんよ」


「あなたが真奈ちゃんの彼氏だって言う人ね」


「・・・まぁ、そうなりますね」


「始めまして。高野美奈(たかのみな)です。以後お見知り置きを」


「あっ・・・俺、渡辺優斗です。こちらこそよろしくお願いします」




さっきまでトークショーをしていた高野美奈(たかのみな)さんが俺に挨拶をしてきた。背高いし、髪長いし、綺麗な人だな・・・




と言う訳で、俺は真奈と美奈さんの3人で色々話をしたのであった。そして・・・




「あ、渡辺くんに最後に言いたいことがあったんだ。真奈ちゃんを泣かせたら承知しないからね。真奈ちゃんを幸せにできるのはあなたしかいないんだから」




最後に美奈さんは、俺にこう言ったのであった。

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