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男女比1:40の学園生活  作者: 青獅子
高校2年生
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センセイ

そんな訳で、俺は平野先生に誘われて渋谷へデートに出かけた。学校ではスーツ姿が多い平野先生だが、このデートでは私服だ。平野先生は元が美人だから何を着ても似合う。長くふわっとした黒髪と雪のように白い綺麗な肌、そして160cmという最も女性らしい身長と部活の合宿の際に披露した豊満なバスト。このスペックで男が放っておく訳がない。俺も教師と生徒の関係でなければ恋に走っていたかもしれない。寮の最寄り駅から渋谷までは電車で10分ほど。渋谷に着いた時、時刻は午後の2時になろうとしていた。春休みももう終わったが渋谷はまだ多くの人で溢れかえっている。




「優斗。私、ここ寄りたい!」


「買い物ですか。いいですねー」


「デートなんだから敬語禁止!」




平野先生は早速、買い物をしている。買い物を済ませた後、俺は平野先生に何を買ったか尋ねた。洋服だった。しかもかなりの数。平野先生曰く、「私だってまだピチピチの20代なんだからみんなに負ける訳にはいかないの」とのことだった。続いてはゲーセン。学生時代はよくゲーセンに通っていたらしい。教員になってからはあまり行ってないようだが。




「優斗、強すぎー!」


「俺、最近全くやってないんだよなぁ・・・」




俺は平野先生とエアホッケー対決をした。中学以来だ。結果は3試合やって全部俺が勝った。そして最後は2人でプリクラを撮ってゲーセンを後にした。流石にチューはしなかったが、お互い手を繋いだ写真、そして2人でハートの形を作った写真はまさにカップルそのものだ。我ながら見てて恥ずかしい物がある。




「これ言うのもアレなんだけど、我ながら見ていて恥ずかしいわね・・・どう考えてもカップルにしか見えないわ」




平野先生もそう思っていたらしい。で、ゲーセンを後にした2人は喫茶店に立ち寄り、軽食を食べることになった。もう夕方の4時になろうとしている。小腹も空いてきたし、ちょうど良いかも。俺はアイスクリームパフェを、平野先生はフルーツケーキを注文した。結構量あるな。


喫茶店を後にするとそのまま寮に戻った。その途中、寮に戻る前の駅で俺は平野先生にあることを言われた。




「ここなら誰もいないわね・・・私、渡辺くんに大切な話があるの」


「はぁ、何でしょうか・・・」


「渡辺くん・・・優斗、私。あなたのことが好き。一人の男性として、愛しています」


「・・・は?」


「だから私は優斗のことが好きなの!」


「・・・バカなこと言わないでくださいよ。先生、貴女は教員ですよ!それに俺は教え子ですし、まだ真奈のことが・・・」




お互い顔が紅潮している。心拍数も凄いことになっている。




「先生は美人ですし、とにかく気持ちは嬉しいですけど、ダメなものはダメなんです!」


「・・・そう。貴方まだ真奈ちゃんのことが好きなのね」


「とにかく、まだ先生と生徒の関係なんですから、せめて俺が高校卒業してからでも・・・」


「・・・そう、わかったわ。私は必ずあなたのことを振り向かせる。だから覚悟してね、優斗♡」




そんなことを言われた俺は、平野先生と手を繋ぎながら、駅から寮へ戻ることになった。そして・・・




「先生、今日渡辺くんとどこへ出かけたんですか?」


「まさか教え子に手をかけたとか・・・」


「手繋いだり、ハートの形作ったりしたプリクラって・・・」


「先生、貴女は教育者として失格です!」


「渡辺くんも渡辺くんだよ!いくら真奈にフラれたからって・・・」


「私の気持ちも知らないで・・・私の純情を返せー!!」




平野先生、そして俺が寮で他の女子生徒から糾弾されたのは言うまでもない。

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