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男女比1:40の学園生活  作者: 青獅子
高校1年生
40/105

渡辺優斗の恋愛

「・・・で、渡辺くんと真奈ちゃんは付き合うことになったの?」




翌日の朝食後、2人は小野寺にそう言われ前へ立たされた。すると、


「ビッチ!」


「ゲス男!」


「私の純情を返せ!」


といった野次が聞こえた。小野寺の質問に対し、俺は「別に付き合うつもりじゃ・・・」と言う。そして真奈も、「昨日事務所から次何かあったら最低でも謹慎と言われたばかりなのに早速付き合うだなんてあり得ないわ!」と言う。しかし小野寺は、


「そう言って実は両想いなんでしょ?私、2人のTwitterの個人(プライベート)垢見てきたわ。真奈ちゃんは渡辺くん大好きと何度も書いてるし、渡辺くんは真奈ちゃんに好きと言うことができたって書いてあった。そのTwitterの内容は私どころか少なくともクラスメイト全員には筒抜けなのよ。みんなも2人のTwitter見たよね?」


と言ってきた。そして小野寺の質問にうなづく38人の生徒。そして和美と遥が、「お互い名前で呼び合っていたのは何だったの?」と言い出す。2人の言い分に俺は、「お前が名前で呼べと言ったからだろ!」と言う。そして2人に、「植田、若井。もう名前で呼び合うのやめようか。よく考えたら付き合ってもないのに名前で呼び合うのは不自然だしな」と言う。その言葉に2人は、「渡辺くんのバカ・・・」と声を揃えて言った。




授業中、クラスメイトが放つ俺や真奈への視線は途切れることはなかった。そしてこの日は真奈が午後から仕事で早退することもあってクラスメイトの視線が一気に俺へ集中する。


授業が終わると、俺は部活に向かった。部活では文化祭に向けた練習が行われたがなんだかぎこちない。誰とは言わないけど、部活内にも俺のこと好きと言ってくれた子がいるからなぁ・・・


部活が終わると寮に戻った。そして真奈もほどなくして寮に戻る。夕食後、俺は風呂に入るため部屋に戻った。そして約1時間後、俺が風呂から出て脱衣場で着替えを済ませると、部屋には真奈が入っており、テレビを見ていた。俺はつい、「何勝手に俺の部屋に入ってんだ!」と言った。そして俺と真奈はこうやりとりした。




俺「つーか、いくらお前でもそれくらいのことは考えろ」


真奈「あ、そのことはごめんね。ただ、優斗と2人きりの時間を作りたかったから・・・」


俺「つーかお前、いつ部屋に入った?風呂はどうした?」


真奈「30分くらい前かな。生理で・・・」


俺「マジ?物音ひとつ聞こえなかったけど。まさか俺の風呂覗いてないだろうな?」


真奈「覗くわけないでしょ!でもドアの向こうから水の音がしていたから、優斗が風呂に入っているのはすぐわかったけどね」


俺「あー、ならよかった」


真奈「あ、でも優斗の裸は気になる、あっ・・・」




一瞬真奈の顔が赤くなった。そして俺と真奈は部屋で2人きりになり、真奈が出ているという録画とダビングをした深夜のテレビ番組を見た。テレビの中の真奈も綺麗だけど、隣にいる実物の真奈も綺麗だ。やっぱ俺、真奈のことが好きなんだな・・・




そして1時間半くらいが経っただろうか。真奈は、「そろそろ点呼の時間だから部屋に戻るね」と言い、俺の部屋を出た。


そして俺は真奈との恋愛がいつ成就するか、そしてどうしたら上手くいくのかを考えているうちに夜は更けていった。

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