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男女比1:40の学園生活  作者: 青獅子
高校1年生
28/105

植田和美の日常①

新シリーズです。今度は和美視点で書きます。

ゴールデンウィークが終わった最初の日曜日、私は都内のあるライブハウスにいた。うららとアリスもいる。そう今日は、「シブヤファミリー」のライブなのだ。




金曜日の夜、私は優斗にライブのチケットを渡した。ライブはオールスタンディングでチケットは整理番号が書かれている。私が優斗にあげたチケットの整理番号は1番。つまり1番早く入場できる。優斗も日曜日は暇らしく、すぐに行くと言ってくれた。そして昨日は、日中は新曲のリリイベがあり、夕方からはラジオの生放送があった。




そして話は変わるが、私が今朝知ったこと。それは昨日、優斗が真奈とデートに行ったということだ。そして真奈は優斗にまた告白した。キスもしたらしい。優斗は真奈をフッたようだが、私は負けたのだろうか・・・




私たち3人は朝早くからリハーサルだった。まずは今日歌う楽曲の内容を確認し、試しに歌う。そして午後はダンスの最終チェックが行われた。




午後3時、開場。大勢のファンが列を作り、順番にライブ会場に向かう。その中には優斗もいるだろう。


それと同時に私たち3人も休憩に入る。優斗からはLINEが入っていた。




「これから会場入ります。物販で色々買っちゃった!最前列中央の位置が取れそうなのでそこから応援するからな!」




ちなみに優斗は同じ内容のLINEをうららとアリスに送っていたらしい。




そして午後4時、ライブハウスの幕が上がり、ライブがスタートした。




ライブの時間は2時間弱。予告通り最前列中央には優斗がいた。先週の名古屋でのアイドルフェスでは関係者を装う(実際関係者なのだが)ように座っていた優斗だったが、今日のライブでは物販で販売されたTシャツ・タオル・ペンライトを装備し、周りのファンに合わせるように大声で歌って、踊っていた。そして優斗の視線は常時センターである私へ向けられていた。




そしてライブが終わり、楽屋に戻ると私たち3人はまず着替えを済ませた。そして打ち上げに入る前に私は優斗に一通のLINEを送った。






「まだ帰路についていなかったら今すぐ関係者入口に来てください。場所は少し面倒ですが、入口の反対側、ビルの裏路地にあります。事務所の人には話をつけているので来たら好きに開けて構いません。うららとアリスもいます」






そのLINEを送った数分後、優斗は颯爽とやって来た。

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