第七話 痛すぎるよ。これ。
自分はいつも通りに教室の隅っこの席、窓側の一番の奥の席に座っていた。すみっ○らしみたいで意外と楽しいぞ。それはさておき、なんか
「いや、それにしてもいじめていいよな。」
「マジそれな。いらないやつを排除して何が悪いんだろ。」
とてもとても痛いやつがいた。
ー第七話 痛すぎるよ。これ。ー
痛い奴とは何か。少し定義してみよう。
簡単に言えば「厨二病」と言う人達だ。
厨二病はいろんな種類がいるが共通しているのは「本人は気づいていないカッコ悪い言葉」を言うことだ。
自分も昔、小5のとき厨二病だった。そりゃ、こんな好んで孤独を選ぶやつは少数派だから厨二病にもなりたくなるじゃないか。…それは置いとこう。
僕の前の席にいる人は言わば、
「いじめをする俺かっこいい!」と勘違いしている輩だ。こいつらは怒らせるとめんどくさいが関わらなけれめんどくさくない。というか標的は誰だろうか。気になったのでもう少し観察しようと耳を向けた。
「だから、こいうLINEでさテストがやっと終わった後に(テスト今回良かった)とかいう奴、マジ空気読んでないからうざいわ。空気読めよという感じでさ。」
「マジそれな。特に、井伊奴とかはさ…」
「井伊奴はめんどくさいよな…」
井伊奴。それは井伊奴杉太くんである。空気読めないという一点さえ除けばあいつめちゃくちゃいいやつだぞ。だって、4軍の皆の名前も覚えているからな。ソースは自分。
…しかしな。努力をしてない奴が(テストに自信あるやつうざい)とかはあまりにも傲慢すぎませんか…
井伊奴は一日8時間勉強。冷笑(厨二病)は一日0時間勉強。やばくないすか。
ほら、どっかの人も言ってたよ。努力しない人は努力する人を羨む資格はないと。
…誰言ったけ。まぁいっか。しっかしな…こいつらな。
「うざいよな。ガハハ。」
「そうそう。痛くてさ…」
自分が努力しないくせに冷笑するなよ。本当に冷笑ができる資格のやつは努力した人だけだぞとは思う。
まぁ。僕には関係ないからそんなこと言える度胸もないし言っても僕には利益ないから言わないけどね。
続く
後日談
卒業アルバイトをふと見ていると、あることが発覚した。
「井伊奴て女性だったのかよぉぉ…。顔覚えていないから知らなかった…。」




