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遺書日誌  作者: あやと
87/218

放浪/be kill

ー

ー

感情を理解して

だけど僕を理解しないで

なんて事に何の意味があるのだろう

ここがあまりにも現実で

僕は帰ってきたのかもしれない

ついに浄化されることのなかった痛みは

死んでしまう

もうなんでこんな事になったのかと

呆気に取られている

なんで なんでと口に出しても

独り自分の返事を探すだけ

ー

ー

水の弾丸の引っ掻き傷

窓ガラスに写った創の向こう側に

綺麗にくり抜かれた肋骨や

一つ一つ肉でつくられた器官がある

血や骨や何かの筋が混ざり合って

柔らかく世界になっている

物質や刺激を得て脈打ち

またそれらを失って脈打つ

自分に備わった役の中で

同じ肉がそうしているのをみて

僕は異物と化したのだと知った

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