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親愛なる空想へ
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ああ君よ
早く迎えに来てくれ
言葉だけ風に舞っていいから
抑え込んだ衝動を解き放って
どうかこの死を遠ざけてくれ
痛みがない恐怖を
溶けていく意識を
風前の灯火を
どうか両手をかざして
揺れる炎を見届けてくれ
異常を愛した日々を
能力に取り憑かれた僕を
誰一人許す事ができない僕を
どうか安らかな夢を見させてくれ
助けての声をどこかに埋めて
どうかこの場所で抱えた
残した音を消さないで
愛を捨てて僕を壊して
この自我という地獄から解放して
肉体に死臭を与えて
どうか早く迎えに来てくれ
ああ君よ
存在しない君よ
何処にもいない君よ
早く僕を迎えに来てくれ




