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遺書日誌  作者: あやと
81/218

パラドックスの独白

ー

ー

全身を震わせて歌う

この日々が好きだ

愛も本当も何もないけど

この世界は今も僕を壊すけど

細胞を震わせて生み出す

この声が僕だ

少年も普通も多く間違っているけど

ただ歌い続ける日々が欲しい

命を削ったっていい

僕が生きる意味なんてないんだから

こうやって言葉になって音を生んで

誰かを壊す毎日が欲しい

他には何もいらないとは言い切れないけど

それがあれば他を失っても

僕は何度だって息を吸い込める

言葉が歌が声が音楽が

お前はここを作っていたと残す

僕をかたどったここが消えないなら

僕は死んだっていいんだ

心が壊れないなら

死んだって構わない

そうやっていつも叫んでいる

低く発狂し続ける感情を溶かして

僕は歌う

声を生む

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