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遺書日誌  作者: あやと
71/218

暗黙

ー

ー

あの人は触れたんだ

僕以外の誰も知らない音に

それは美しくなくとも

確かに触れたのはあの人だ

本当は今も助けて欲しい

本当はどうにか生きてみたい

君は暖かいけど優しくない

だから奏でてみようと思えたんだけど

やっぱり僕は暖かくなくて優しい

君を信じられないよ

傷つくと分かる

嘘はしたたかさは不快だよ

ねえ、どうしたら此処から出られる

物理的にじゃない

この狂った世界から思考から精神から

どうすれば解放される

そっかって、笑いたくないな

また居なくなるんだろうな

僕は弱いな


絶対だめじゃん

良いわけないじゃん

ふざけんなよ

くそが

全部内側にしか声を上げない

耳鳴りが鬱陶しい

眠りたい

ー


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