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遺書日誌  作者: あやと
56/218

快晴って痛い

ー

ー

冷たい手足

耳を塞ぐ

うずくまる

目も瞑る

何も見えない

何も聴かない

吐き出しそうな酸を

口の中で転がして

溢れ出す息に

どうか声をのせないように

頭が溶ける

しゅわしゅわ溶ける

泣きたいのはなぜ

助けてと口を動かすのはなぜ

死にたいと生きたいが消えたのはなぜ

痛いが感覚でなくなったのはなぜ

布団の中丸まっても

呼吸できないのはいつから

目が開かない

笑えない

なんでこんなに苦しい

分からないよ

分からない

誰もいないところで

静かに泣いて

それが幸せだと思える

多分僕にとってはそうなんだ

もう助けないで

優しくしないで

息ができるところへなんて言わない

もう何も望まない

だから触れないで

僕を壊さないで

眠れない

吐けない

怖いからもう

全部終わりにさせて

終わらせる

頼らない

身の程は知っている

消えるから

許して

人って言って

僕は人間だって

望んでばかり

ごめんなさい

もう望まない

何も言わない

言わないから

助けて

ごめんなさい

ー

ー

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