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バトン〜異世界行っても駆け抜ける  作者: かんガエル
一章〜異世界生活〜
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5/10

学習

黒ずくめの男達は冒険者狩りという悪党だった。

康介はこいつ達はけちょんけちょんにできるのか

目の前には黒ずくめ3人。見るからにヤクザみたいな男たち。


「冒険者狩りだな。いい装備をした冒険者を殺して装備だけを奪い取り売り捌く悪党だ」


なにそれ怖すぎるだろ。やることなすこと最低だし。


「実力だけは本物だ。強者達を狩ってきた猛者だ」


「かなり強い集団じゃないですか」 


「あぁ対人戦のスペシャリストだな」


なぜかガーメールは笑顔で答えた。なぜ機嫌がいいのかわからない。


「ちょうどいい機会だ。お前が1人で相手をしろ」


そう言うとガーメールは上空に消えていった。

飛べんのかよ。


「○々$€%>^々…〜」


あれ?言葉がわからない。俺はゾルダートの血をもらって言葉は喋れるはずなのに。


「+:*¥÷<|〒…¥€☆=^」


なんだ?めっちゃ笑っていやがる。舐められているな。


「+×€%=」


マジで言葉が伝わらないと話にならない。


「〒*○々〆|<×」


なんかキレてないか?俺はなにもしていないぞ。

なんでキレているのかわからない。


「+°$+〆|…〜」


「×÷<>」


「*+÷|+<>」


何か話し合っているのか?いやもう攻撃してくるのだろう。殺気立っている。


くる


ーその瞬間だったー


1人がものすごい速さで斬りかかってきた。

俺はそれをハンマーで受け


ーー鉄拳ーー


相手は顔面に鉄拳を受け顔の形を変え気絶した。


その後もう1人が魔法の呪文を唱えている間にもう1人がポールアックスを振るった。


俺はハードステップで相手の攻撃を怯ませる。俺は戦士を無視して足に力を溜め高く飛んだ。


ハンマーに思いっきり魔力を注ぎ込み地面に近づいてきた時に思いっきり振り下ろす。


そしてハンマーを地面に叩きつける。


重王流派奥義


ーー重解・地ーー


衝撃波と地盤振動が起こり魔術師の魔法詠唱は途切れた。周囲は立つこともままならない状況に変貌した。


今なら狩れる。俺はまず魔術師の頭をハンマーで叩き潰す。そのあと反撃にきた戦士のアックスを避け鉄拳を叩き込む。


そのあとハンマーを振り下ろし相手の腹部を叩く。

戦士は20メートルくらい飛ばされて気絶した。


俺は初めて人を殺した。気持ち悪い。だが悪党だ。それが救いになっている。


「見事だったな。お前ははいい稽古をつけてもらったようだ」


何か機嫌の良さそうなガーメールが俺に話した。


「あの男達が2日後にお前の仲間を殺す」


「この男共が」


「死んでいない2人は縛ってギルドに連行する」


ギルドに連行。逮捕みたいな感じなのか。


「にしてもいい戦いだ。一年で奥義を習得しているとは思わなかった。かなり魔力を使っただろう」


「はい、かなり魔力を使って疲れました」


魔力を使いすぎると貧血みたいな症状になる。

稽古の時は毎日こんな状態にされていた。


魔力を使った日は魔力を回復しやすい食べ物を食べる。例えば魔獣の肉とか。


「あと半日歩いたら街に着く。いくぞ」


「休ませてくれないんですか?」


「休みなどいらんだろう」


「えぇ」


ガーメールはゾルダートよりも鬼だ。ただ今回は立派な白星だ。俺の初勝利の記念日だ。


ーー半日後ーー  


やっと新しい街ペトラ王国の都市に着いた。この街はかなり人族の冒険者が多いらしく賑わっている。


「ここの王に挨拶をしに行くぞ」


「はい」


ここの王は人王というらしく戦闘にはあまり得意ではないらしい。しかし政治が得意らしくこの国には国会や裁判所などがある。


この国は経済も潤っていることも街の景観から見てとれる。


「ここだ」


言われた場所はおそらく人王が住んでいる城だ。高さはゾルダートの城と変わらないが白を基調とした美しい城だ。


「〒¥(8|<4:」


「〒4÷<〒」


そうだった俺はここの言葉がわからない。


「お前は人族の言葉がわからないのか」


「はい」


「わかった。ルーク頼む」


「承知致しました。ガーメール様」


そうすると俺はルークという男に連れて行かれた。


ーー1時間後ーー


このルークという男もスパルタすぎる。


俺に人族の言葉を教えるだけじゃなく間違えたら殴ってくる。割と強めで。


しかし人族の言葉はかなり簡単だ。まるで英語みたいでわかりやすい。魔族語は自力で覚えたわけではないからわからないが遥かに覚えやすい。


言語を習得するのは割とすぐにできそうだ。


この世界には便利な魔道具がかなり存在していて、言語を翻訳する魔道具や記憶の一部を共有できる魔道具がある。そのおかげで言語は1時間弱で習得できるのだとか。


便利すぎないか?

言語の後はこの世界のことを教えてもらった。


この世界は6つの大陸があるらしい。 


・中央大陸

冥王が占領していて上陸不可らしい。その大陸を囲むように6つの大陸があるらしい。


・ガルディア大陸

川や海、湖がとても多く漁業が盛んで船乗りが多いらしい。海上戦では敵に回したら勝ち目はないとか。魔族が多く暮らす。


・サレーナ大陸

開墾されていない土地が多い未知の大陸。一部開墾されているところは獣族が暮らしている。


・ヴェスター大陸

鉱山や火山が多くドワーフが多く住んでいる。

離れた島には鬼族が暮らしている。


・ノルフィート大陸

極寒な地域で魔獣が大量に生息している。

小さな大陸で人は暮らしていない。


・アルセント大陸

1番大きな大陸で4つの地方に分かれている。

大きさは2番目に大きいサレーナ大陸の約3倍もある。


・エルディア地方

龍族が暮らしている。ガーメールが転移した場所らしい。強い魔獣が大量に生息する。


・セルティア地方

天族が暮らしていて標高の高い場所にある。人族がたどり着くには風魔法フライトがいるらしく人族はほとんど足を運ばない。


・デザートデーモン地方

砂漠地帯で魔族が多く暮らしている。ここの地域とも少し近くゾルダートもここである。

サキュバスが多く生息しているので女性を連れて冒険に行こう。


・ヒューマニア地方

人族と長耳族、小人族が多く暮らす大きな地方。比較的豊かな場所で魔獣も弱く初心者冒険者が多い地域。


こう考えてみるとこの世界もかなり大きい。しかもアルセント大陸からガルディア大陸に上陸するには五年もかかるらしい。


 ガーメールなら半年でいけるとか。あいつはもう人間として考えないことにする。

 

ーー勉強後ーー


「言語を習得したようだな」


ガーメールが進捗を聞きにきた。


「はい。おかげさまで」


「明日にはお前の仲間を連れてくる」


「いつ頃に連れてきますか?」


「夜ごろだな。宿で飯でも作っておいてくれ」


「わかりました。食材は買っておきます」


「市場では野菜しか売っていない」


「じゃあ肉はどこで買うんですか?」


「自分で狩るに決まっているだろう」


「は?」

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