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手記4
地球から約1時間のところにある惑星、火星。
そんな星に彼らはいた。
「そろそろ××××の準備をしておけ、いつでもできるように。」
「はい、承知しました。」
またも何かをたくらんでいるらしい。手下の一人らしき影が外に出ていった。
「例のファイルにはなかったメンバーが数名いる模様です。この前のあれも、彼らによって阻まれたもの かと。」
今残っているのは側近が1人、手下が一人、そしてボスだろう。
「すぐにそいつらの情報を上げろ。次の失敗は許されん。そのためにも詳しい情報を上げるんだ。」
「しかし、この前の一件以来、とても難しいことになっていますが。」
「それなら心配はいらん。探りを入れるのならあれを使え。とても役に立つぞ。」
そう言いながらボスらしき面影は机の上に置いてある何かを指さした。
「了解しました。早急に準備に取り掛かります。」
手下と思わしき影は、そう告げて外に出ていった。




