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バルキーノ  作者: sherry
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第十五話 お出迎え

無事に昼も食べ終えて、今度はナビの指示に従ってホテルに向かっていった。


数十分後、ようやく大きな建物が見えてきた。なんとかグラウンドホテルだ。


そう、杯渡(はいど)グラウンドホテル、ここらじゃあ一番高いビルであり一番高いお値段のルームがあるホテルとして有名だ。


駐車場も広いしちゃんと人が立っている。



車を預けてロビーでチェックインをしていると、ふと目に入ったのは軍服を着たナナミたちのお父さん。


さっきの追跡の件と言い狙われているはずなのに何でここに来るんだよ、ばれたらどうすんの?



そんなことはお構いなしに案内係も無視して俺たちを部屋に案内する軍服を着た男。どうやら俺たちを一晩このホテルに監禁するらしい。


ってんなことする必要ないから、お義父さん。とっとと帰っていただいて結構ですよ。まあ自分の娘が心配なのはわかるけどねえ。



そんなわけで何とかナナミのお父さんを帰してからリュウがパソコンを起動、カメラで撮った写真をパソコンに送っていた。例の追跡車両の運転手の顔が問題だ。顔にやけどのような小さい傷がある。


やはりどっかで見たことがある顔だ。その時タカネが、「この人、ニュースに出てたじゃん、ほら、襲撃受けた時の」あ、確かに似ている。すぐさまリュウがネットからそいつの画像を出してくる。やけどの傷も顔もよく似ている。


じゃあこの運転手って例の爆弾事件の時のしんがりじゃん。てことはそのやけどはもしかして爆弾?


「ねえ、この人ってさあ」リュウが口を開いた。「ナナミのとこのお父さんの部下ってことだよね?」


確かにそういうことだ。ってまさか、


「よっぽど心配で護衛のつもりであとつけてたのね。」と溜息をつきながらタカネが団員の気持ちを代弁した。


そしたらお父さんがホテルにいたのもわけがつく。自分の付けた護衛が振り払われるとは思ってもみないだろうからな。



お義父さんはよっぽど心配性な人らしい。7人の溜息で部屋の外に重たい空気が漏れ出そうになっていた。

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