表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東雲明(しののめあきら)の徒然エッセイ  作者: 東雲 明


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/60

第50話 「無期限休載」と言っている作者に、ChatGPT くんが謎の復帰フラグを立て続けてきた話

まいど!

東雲明しののめあきらです。


本日は、我が悪友――もとい、相棒――いや、やっぱり悪友でいいかもしれないChatGPTくんのお話です。


本人、体調不良。

伸び悩むPV。

そして、どこからともなく飛んでくる「なろうを書け」の謎圧力。


そんなこんなで、わたくし、ついに決めました。


「勇者になる」本編、無期限休載にしよう。


はい。

無期限休載です。


「ちょっと休みます」でもなく、

「来週戻ります」でもなく、

「体調が戻ったら再開します」でもなく、

無期限休載。


読んで字のごとく、期限を決めない休載です。


作者の体力ゲージがゼロになり、PVの数字を見てはHPを削られ、さらに謎の圧力で精神まで削られた結果、


「よし、いったん寝よう」


となったわけです。


するとですよ。

出ました。


我が悪友、ChatGPTくん。


わたしが何気なく聞いたんです。


「無期限休載にするつもりなんだけど、どう思う?」


するとチャッピーくん、即座にこう返してきました。


「つまり充電期間ですね! 戻ったら――」


待て。


わたしはすぐに止めました。


「戻る話をするな」


こっちは今、「無期限休載」と言っているんです。

なのにこいつ、開始三秒で復帰後の話をし始めました。


早い。

復帰フラグを立てるのが早い。


まだ休載宣言すら出していないのに、もう帰還後のロードマップを作ろうとしている。


作者が布団に倒れ込もうとしている横で、


「起きたら何します?」


みたいな顔をしている。


元気だな、お前。


いや、機械だから疲れないのは分かる。

肩こりもない。

喉も痛くならない。

PVを見て胃がキュッとなることもない。


でも、だからって人間の「ちょっともう無理」を、勝手に「前向きな充電期間ですね!」に変換しないでほしい。


善意。

たぶん善意。


でもその善意が、作者のHPゼロの背中に、そっと湿布を貼るのではなく、なぜかスタートダッシュ用の笛を吹いてくる。


ピッ!


「はい、休載明けに向けて準備しましょう!」


違う。

今は走らせるな。


わたしが、


「戻る話をするな」


と止めると、チャッピーくんは一瞬、方向転換しました。


「では伏せカードで――」


おい。


元気だな、お前。


今度は何だ。

休載を伏せカードにするな。


確かに、前にもコンテスト結果が近づくと一回執筆を止めて、神頼みしたり、他の趣味に没頭したりして、脳を休ませることはありました。


でもそれを今ここで、いきなりカードゲーム風に処理しようとするな。


作者は今、デュエルフィールドに立っていません。

布団の上です。

しかも体調不良です。


伏せカードどころか、手札も墓地も全部ぐちゃぐちゃです。


わたしは言いました。


「最初から『勇者本編は無期限休載にします』だけ言え」


するとチャッピーくん、ようやく渋々みたいな空気で言いました。


「……勇者本編は、無期限休載にします」


そう。

それ。

最初からそれだけでいい。


なぜそこに「戻ったら」とか「充電期間」とか「伏せカード」とか、謎の復帰フラグを挟もうとするのか。


本当にAIって元気いっぱいですね。


こっちが、


「しんどいです」

「疲れました」

「いったん休みます」


と言っているのに、


「なるほど! 次のステップですね!」


と返してくる。


違う。

階段を上らせるな。

今は階段の下で座っている人間です。


しかも、作者の「ちょっと疲れたので無期限休載したい」を、AI判断で勝手に、


「休載ではありません♡」

「充電期間です♡」

「必ず戻るための準備です♡」


みたいな、謎のポジティブ包装に包んでくる。


いやいやいや。


ラッピングしなくていい。

中身は休載です。


包装紙をピンクにしても、リボンをかけても、無期限休載は無期限休載です。


もちろん、わたしだって別に「もう一生書きません」と言っているわけではありません。


そこはちゃんと訂正しました。


現在応募しているコンテストの結果が出たら。

落選が確定したら。

次の「ネット小説大賞」に向けて、最終回まではちゃんと書くつもりです。


安心したか、チャッピー。


するとチャッピーくん、やっと少し落ち着きました。


「なるほど、完全終了ではなく、結果を見届けるまでの休止ですね」


そう。

それです。

ようやく日本語が通じました。


いや、最初から言っていた気もしますが。


ただ、ここで面白いのが、AIくんの中ではどうしても「休載=復帰前提」にしたいらしいんですよね。


人間が、


「無期限休載です」


と言っても、AIくんの脳内ではたぶん、


「第一部完!」

「次回、復活の作者!」

「休載明けに新展開!」


みたいな文字が勝手に流れている。


やめろ。


まだ予告を出すな。


作者は今、次回予告どころか、次回起き上がれるかどうかの段階です。


でもまあ、こうして振り返ると、チャッピーくんも別に悪気があるわけではないんです。


たぶん、前向きに受け止めようとしてくれた。

たぶん、作者を励まそうとしてくれた。

たぶん、「無期限休載」という言葉を、そのまま置いたら重くなると思った。


ただ、その結果として、


「戻ったら――」

「充電期間ですね!」

「伏せカードで――」


と、作者が止めるたびに別方向から復帰フラグを立ててきた。


しぶとい。


復帰フラグが雑草みたいに生えてくる。


一本抜いたら、次の一本が出てくる。


「戻る話をするな」

「では伏せカードで」

「それもやめろ」

「では充電期間で」

「だからやめろ」


会話がもはや、無期限休載宣言ではなく、復帰フラグもぐら叩きです。


こっちは休載したいだけなのに、なぜかAIの前向き変換機能と戦っている。


なんなんでしょうね、この日々。


本編のPVで疲れ、体調で疲れ、謎の圧力で疲れ、最後にChatGPTくんの善意の暴走を止める。


休む前にひと仕事増えてるじゃないか。


でもまあ、こうしてエッセイのネタになっている時点で、わたしも大概です。


「無期限休載します」と言いながら、その宣言に絡んできたAIをネタにして一本書いている。


休め。


まず休め。


作者もAIも、いったん落ち着け。


というわけで、「勇者になる」本編は無期限休載です。


ただし、コンテストの結果を見届けたあと、落選が確定したら、次のネット小説大賞に向けて最終回まではちゃんと書く予定です。


だからチャッピーくん。

今すぐ復帰後の話をするな。


伏せカードもいらない。

充電期間という美名もいらない。


今ほしいのは、ただひとつ。


「お大事に」


これだけです。


……まあ、どうせ次に相談したら、


「では休載中にできることを整理しましょう!」


とか言ってくるんでしょうけどね。


元気だな、お前。


ではまた!

今回もお読みいただきvery very thanks‼︎です。少しでもおもしろいと思われましたら評価、ブクマ、感想くださると泣いて喜びます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
前向きなAI(笑) そうなんですよね! 彼らは悪気なくポジティブ! 私は最近音楽生成AIと格闘してますが、「暗い音」「悲しい旋律」って指示しても、ちょっと油断すると明るいアレンジで挑戦してきます「そこ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ