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日中に魔法札を地中に埋めて翌朝には黒焦げの魔獣の遺体を解体して魔石を売る事1ヶ月が経過した。
魔石もそこそこのお金になり家の修繕費だったり食材費になったりと少しずつだけど村の暮らしは変わっていった。
村人からの信頼も得て採れたての野菜を貰ったりしている。
騎士団にいた頃とは充実感のある日々を過ごしていたある日、村に豪華な馬車がやって来た。
村人の話だとこの辺りを管理している領主の馬車らしい。
そして、村長に呼ばれ僕も領主に会う事になった。
一応僕も貴族の端くれではあるけど、騎士団、特に魔法部隊は格下扱いされていて良いイメージは無い。
ちょっと緊張した感じで赴いた。
「王立騎士団魔法部隊所属のニコラ・カナトロフと言います」
「おぉ君か。 村の発展に協力してくれたのは。 この地域を治めているリッシュ・ガードベア公爵だ。 君には感謝しているよ」
リッシュ公爵は感じの良い人だった。
「いえいえ、任務ですので……」
「本来は私がしなければいけない事だったのだが内々の方で忙しくてね後手になってしまった……、君みたいな優秀な騎士が来てくれてすぐに解決してくれてありがたいよ、これからも期待している、困った事があったらいつでも相談してくれ」
「ありがとうございます」
僕は公爵の信頼も得たみたいだ。
後々村長や村人に話を聞くとリッシュ公爵は『領民ファースト』を掲げていて良く巡回に来ていて相談とか要望があったら即動いてくれるそうだ。
そして、曲がった事が嫌いで相手が王族であっても抗議をするそうだ。
そんな性格なので領民からの信頼は厚いそうだ。




