第六十四話 俺、弱すぎ問題?
結局どこに行っても修行か。マジでどこの世界でも修行してるな。俺もしかしてそんなに弱い?結構強くなったと思ったんだけど俺やっぱ弱いのか?一応この世界のではないけど神を殺してんだけど俺ってまだ弱い?じゃあ俺より強そうなこいつらってもしかしてフィゾウズなんて目じゃないってことか?だったらここの世界レベル高すぎだろ。いくらいっちばん強いex級とか呼ばれてても超えちゃいけないラインくらいあるだろうがよ!じゃあなんだ?こいつらの従ってるこの世界の神とクロカってやつはもっとヤベェ正真正銘マジもんの神様ってことですかいえぇ!?だとしたら俺この世界でやっていける自信ないんだけど。だって前の世界みたいな感じだったら神を倒さないと先に進めないだろうし無理ゲーじゃね?なんだこのクソゲー。第一章から第二章で強くなりすぎだろ!!
「何か考えているようだが一つだけ言っておく。私たちは真正面から戦っても神には勝てない」
「え、そうなの?」
だったら俺めっちゃ強くね?…てかそれよりもフィゾウズ戦で活躍してたウジュスの方がバケモンか。いやマジでよく考えたらウジュス強すぎね?一応あいつ転生者じゃないんだよな?だとしたら強すぎんだろ。もしかして俺より強いんじゃ…。…うん、次あいつの世界に行く時はこいつらより、いやマジで神より強くなっていこう。じゃないと男としてのプライドが粉々に砕け散りそう。なんかそう考えたら俄然やる気が出てきた。
「てか神のいるところって真正面からしかいけなくね?他の道もないしどういうことだ?」
「それを聞いてもお前ができる保証はないぞ」
「いや、参考程度には聞いときたいなって」
「なるほどな。…まぁ簡単なことだがあいつら神は人智を超えた力を何かしら一つは持っている。そんな奴と戦うならば相手の土俵で戦うなど愚の骨頂。なのでまず、私達の土俵まで引き摺り落とす」
「どうやって?」
確かにそうすればよかったな。てか逆に俺ら『力』がバケモンのやつによく真正面から殴り合って勝てたな。…でもニルデアの説明を聞けば聞くほどウジュスが強く見えてくるな。…って、そんなこと考えるくらいなら強くなることにより力を入れろ!少なくとも師匠ポジはもう一杯一杯なんだからよ!
「まずはこちらの土台まで引き摺り落とすにはやはり弱体化しかないだろうな。なので弱体化の結界を何重にも張り巡らし、さらに直接弱化の魔法を当て続ける。そうすると大体のやつは魔法での戦闘になる」
「でもそれはニルデアの領分ってことか」
「そうだ」
確かにデバフはいいかもな。やられるとめんどくさいけどやれるとめっちゃ強いって感じ。確かにもう身体能力とかは結構高いから数字で見れない技術の部分を鍛えるのはあり寄りのありだな。魔法が使えればめちゃくちゃ強くなれそう。魔法、魔法か。異世界来た頃ならめっちゃテンション上がってたけど今はもう…めっちゃテンション上がるに決まってんだろ!!だってようやく今までお預けだった要素が来たんだぜ!!そりゃもう滅茶苦茶テンション上がるわ!いよっし!!なんか今まで使えなかった機能を解放した感じがして気持ちいい〜。マジでこういうのがあったら俺ってちゃんと進んでこれてたんだなって思うよな。
「では早速始めよう。まずは「魔法!!」
「は?」
「魔法がやりたい!!なぁいいだろニルデア!?」
「あ、あぁ。あきらがそういうのであればそうしよう。ならばガドゥア、ここの守りは任せた」
「ああ。任せておけ」
「では初めようか。『アストラルプレイン』」
おお?なんだここ?この感じ…前に神の空間に入った時みたいな感じ。でも神みたいなプレッシャーを周りからずっと感じるわけではない。ってことは亜空間ってとこか。すげぇな。だって普通の漫画とかだったら自分だけの固有空間を持ってるやつって相当強いぞ?じゃあニルデアはその漫画とかでいう化け物の領域まで魔法だと足を踏み入れてるわけか。…強くね?でも魔法が得意で近接が苦手なら結構勝ちようもありそうだけどな。それに固有空間持ってて強いのって漫画の話だし。この世界じゃ結構一般的かもだしな。ま、一旦亜空間について考えるのをやめて魔法を覚えることに全力注ぐか。
「デハマズキソカライクゾ」
「ん?喋り方戻ってね?」
「ソレハコノクウカンデダイマホウヲフタツツカッテイルカラナ。スコシデモフカヲケシタイ。ダカラニンゲンノコエガダセルマホウヲケシタ」
「なるほど、って二つ?亜空間のやつだけじゃなくて?」
「アア。モウヒトツ、タイムコントロールヲツカッテイル」
「へー」
この世界の魔法ってのも並行して魔法陣を組むことができるんだな。漫画でも並列思考みたいな能力持ってたり、強いやつは大体使えるとかで一人くらいは一気に何個か魔法陣展開するやつはいるしな。でもこいつが大魔法とか言ってるのを二個同時発動ってなかなかにイカれてないか?…その技術、欲しいな。絶対手に入れてやる。
「シキリナオシテキソカラダ。マズマホウトハナニカ」
「魔力を媒介にして魔法陣とかの陣を作ってそこに魔力を入れ込むことで起きる現象、とか?」
「マァキュウダイテンダナ。セイカクニハマリョクヲバイカイトシ、ジンヲツクリ、ソコニマリョクヲナガシコムトデキルガイネンヲネジマゲルモノダナ」
概念を捻じ曲げる、か。確かにそうだな。普通だと絶対に起こらないことを起こすことができるんだからな。ん?でも、
「だったら魔力ってのはなんなんだ?ただの世界に満ちてる力ってわけじゃないんじゃないか?」
「ソノトオリダ。マリョクトハセカイヘカンショウスルタメノケンリノヨウナモノダ」
「権利。あ、なるほど。だから魔力が大きいほど規格外の魔法が使えるのか」
「ソノトオリダ。ワタシノケンカイデハ、ナ」
なるほどな。今まで数々の漫画とかラノベを見てきたけどここまでハッキリとちゃんとした答えがあるのは初めてだな。まぁ漫画とこの世界達を一緒にするのはあんまりよくないとは思うけどな。
「デハマホウトイウモノガワカッタダロウ。ツギハマホウジンについてだ。デハトオウ、マホウジントハナンダ?」
魔法陣は何か。確かに漫画とか見てても発動に必要な儀式的なものとしか思ってなかったけど違うのか?うーん…。…魔法ってのが概念に干渉してできる現象ってことは概念に触れるための儀式ってとこか?でもなんか違う気がする。まぁこれ以上考えても出てこないか。
「概念に触れるために必要な儀式ってとこじゃないか?」
「フム、アナガチマチガイトハイエナイ。シカシマダアサイ。マホウジントイウノハセカイヲコロスタメノシキダ」
世界を殺すための式?…まぁ確かにそうかもな。俺の考えだと概念ってのは世界を構成する人間でいう細胞みたいなやつだ。そのうち一つ、例えば“火は燃えることができる。それでいて超高温“とかいう概念があったとしたらそんなヤバいもの普通の生き物が自ら出したり引っ込めたり触ったり飛ばしたりなんてできるはずがない。だからその概念を殺して、魔法陣をその間の代わりの概念として”この陣からは火を出すことができ、操れる“みたいな概念として捻じ込んで使ってるって考えれば納得できるな。なんか日本語がおかしい気がするけどまぁ俺が納得できたしいいか。でもそれだと、
「魔法に決まりはないって言ってるもんじゃないか?」
「マホウニキマリナドナイゾ」
「え、そうなの?」
てっきり形があると思ってたけど違うのか?
「ナイゾ。マホウトイウノハジブンデジブンダケノマホウジンヲソウゾウシ、オモイドウリノジショウヲオコスイワバイキスギタジユウダ」
「行き過ぎた自由か。なるほど。じゃあ教えるのもあんま意味ないんじゃないか?」
「ソレハチガウ。アルテイドノキソチシキヤマリョクノアツカイガヨクワカルモノガオシエレバマリョクガタリナイコトヤ、コマカイソウサガデキナイナドノコトハナクナル」
「なるほど」
そう考えると俺が思ってる百万倍くらい魔法ってのは奥が深くねぇか?だって簡単に言えば無限通りの事象とそれを起こすための無限通りの式があるってことだろ?
「…面白くなってきたじゃねぇか」
えーマジで申し訳ない。水曜には出せると思ったらマッジで時間がなすぎて作れませんでした。ほんとにすんません。どうも。ねぎとろです。マッジで最近忙しくて忙しくて。帰りも遅くなるわ、ハードワークすぎて家に着いた瞬間寝るわ、そして目覚めたらまた仕事って感じでほんっっっとにえぐかったんですよ先週と今週!!マッジでこれだけは言わせて欲しいです。投稿遅れてほんッッッッとうに申し訳ないです!!!!!マジのマジで疲れてたんです!!なので今日二回投稿しようと思います。それでお許しをッ!!それでは!!!




