第六十一話 広がる疑問
魔力駆動 段階五
…こいつら相手にこれだけで戦えってのは少し不安だな。だったらあれも使うか。一回しか使ったことないけど大丈夫だろう!
「『抜錨』」
「「!!!!!」」
…って、あれ?発動しない?なんでだ?前はちゃんと発動してたよな。だったらこの技条件があるとか?結局なんにしろ使えないなら今はめっちゃまずい!!
「何故…?何故あの者から神の気配がッ!?」
「シカモソレダケジャナイ。ウツワノケハイマデスル。サスガハシトダ」
なんだなんだ?急に俺のこと見てきやがって。しかもあの技発動しなかったのになんでこいつやべーみたいな目で見てくるんだ二人とも!それになんだって?器?神の気配?んなもん知るかっての!まぁ確かに女神様から貰ったから確かに神の気配みたいなやつがついててもおかしくないけど器ってなんだ器って。アニメとかで出てくる器ってのは大体儀式の生贄とかに言われる言葉だぞ?俺生贄にでもされるのか?そんなことで死にたくないんですけど。
「成程。だからお前が肩入れするわけだ。俄然興味が湧いた」
「ドウスル?ワタシヲタオシテウバウカ?」
おいおい。なんかあいつ帰る流れになてんだけど。え?それで返すのか?俺やだよ?手が届く範囲に幹部クラスのやつがいるのに見逃すの。大体の漫画とかアニメはそうやって逃してしまって後で痛い目見てたからな。よし。あいつはここでやろう。だったら仕掛けるのは逃げる時のテレポート一歩手前の普通だったらセリフを挟む場所が最適なはず!相手もここまで深追いしてくるとは思わねぇだろ。
「…いや、今は引かせてもらおう。兵も減ってしまったしな」
「ソウカ」
「全軍撤退!!」
「おお」「天使たちが帰って行くぞ」「俺たちは生き残ったのか?」「やった、生き残ったんだ!」
「いつか必ず私の手に収めてみせr「セリフ挟むならそこだよねぇぇ!!!」
「な!?」
「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
『ズバァァァァァァァァァァァンンンンンンッッッッッ!!!!!』
「サスガハアキラ。ヤハリソウクルトオモッテイタッ!!!ハイモノコサズキエウセロッ!!!!『ライフオブ・ディストラクション』!!!」
「クソッ!!!『ソードオブ・エクセキューション』!!!」
あいつも魔法の展開をした!?だったらその魔法陣!
「ぶっ壊してやるよ!!」
『スパリィィィィィンンッッッッッ!!!』
「!?魔法陣が!?!?…おのれ!!!おのれおのれおのれぇぇぇぇぇ!!!!神を偽る愚者めがァァァァァァァ!!!!!!」
「オワリダオリエンターエル」
「この!!神に叛逆する愚者どもがァァァァ…『シュウゥゥゥゥゥッッッ…』
これは終わりってことでいいのか?と言うかなんだあの魔法!?相手が灰になってさらにそっから燃え尽きて文字通り灰すら残さず消えて逝きましたけど!?マッジか。これで俺が使徒じゃなかったらこれが俺に当てられるのか?…想像したくねぇな。まぁ今は敵の一人を楽して倒せったってことで喜んどくか。まぁあと何体敵がいるのか分かんないけどね。でもあいつ結構強かったな。真正面から戦ったら今の俺でも普通に負けそうだった。…あれ?今更だけど俺ってチート持って転生してんだよね?なんで俺よりスペックいいやつがこんなに多いんだ?普通に謎じゃん。まぁこれは昔から思ってたことだから一旦置いとくとして。今は喜びに浸りつつ目の前にいるバケモンんをどうしようか考えないとなぁ。俺もしかしたらこの世界で死ぬかも。
「ナアシトヨ」
とか考えてたら急に死因の方から話しかけてきやがったよ。やっぱ俺死ぬのか?
「…なんだ?」
「シトハナニヲオソレテイル?」
「は?」
待て待て待て待て。これはなにが正解だ?これは素直に『目の前にいるお前』って答えていい場面なのか?いや、流石にやばいだろ。ここは重要な選択の場だ。ここをミスったら俺は死ぬだろう。じゃあ他になにを答えればいい?待て待て冷静になれ!一旦落ち着け。じゃないと考えれるものも考えられない。だから落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け…。ふぅ、落ち着けた。でも回答期限はもうなさそうだな!うん、詰んだ!!!ここはもう相手の懐の深さに賭けよう!うん、それしかもう思いつかない!!どうか!!どうか成功してくれ!!!
「あ、えーと、それは…」
「ヤハリメノマエノワタシカ」
「あ、えーっと…」
相手から言ってきたよ!!もうここまできたら引き下がれねぇ!!ここは俺の運を信じる!!!
「はい、そうです…」
どうだ!?
「…」
なーんか怒ってませんかねぇ!?まじ大丈夫なのか?と言うか普通に考えて初対面のやつに面と向かって『あなた怖いです』とか言われたら殺意湧くのは当然か!よし!!ありがとう世界!俺は異世界に転生できてとても楽しかったです!!お父さんお母さんごめんなさい!!先立つこの親不孝者をどうかお許し「ヤハリカ」
「え?」
「ソレハソウダロウナ。ミシラヌモンスターニシャベリカケラレレバフツウハコワイダロウカラナ。タブンワタシガアキラノタチバデモコワガルダロウ」
え、なんだこいつ?なんか急に共感を示してきたんだけど?どゆこと?こいつ、もしかして悪いスライムじゃないのか?あのDのゲームのスライムみたいに?まぁそれならそれでいいけどs…ん?ちょっと待て。
「お前。なんで俺の名前を知ってる?」
今更だけどおかしくないか?どこで俺の名前を?なんかギルマスも俺の名前を知ってそうな素振りがあったしこの世界では何かで噂が広まってるのか?いやいや。んなわけあるか。じゃあこいつはいつ俺の名前を?もしかして俺がミカレやギルマスと喋ってる時の呼ばれ方を真似しただけとかか?まぁ、それだったらいいんだけどな。
「イツナマエヲシッタノカ?…ソレヲハナスニハスコシヒトガオオイ。ソシテワタシノナカマヲアツメテハナシタホウガイイダロウ。デハイマカライクカ」
「え?今から?」
「?アア。ソレニコレハアキラ、キミガモットモシラナケレバナラナイコトダカラナ」
「俺が最も知らないといけないこと?」
「ソレデハイクゾ!」
「え!?ちょ、まッ!!」
「『テレポート』」
「アキラさん!…アキラさん?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あー。転移する時の浮遊感ってなんかエレベーターに乗った時の浮遊感に似ててちょっと懐かしいんだよなってクソみたいにどうでもいい話は置いといて。
「俺の名前を知っている理由、教えてくれ」
「アア。…ソノマエニチョットマテ」
「なんだ?」
もしかして俺、誘き出されたのか?ここで殺そうってか?おいおい冗談きついって。確かに俺からしたら虫が良すぎるもんな。まぁ転移させられたのならもう後戻りはできない。…腹括るか。
「アー、あー。アキラ、これで聞き取りやすくなったか?」
「へ?あ、ま、まぁ聞き取りやすくはなったけど…」
「そうか。ならばいい。では今から話すと「ちょっと待て」
「ん?なんだ?」
「え、ここに俺だけ連れてきたのって俺を殺すためとかじゃないのか?」
「何故私たちがオマエを殺さなければならないんだ?」
「え、それは俺が使徒だからとかじゃないのか?」
「まあ仮に私たちがオマエを殺そうとするならあの時にあの天使どもと手を組めばよかった話だろう」
「まぁ、確かに…」
「それにもしお前を傷つけでもすれば私たちが、この世界自体が殺されかねない」
「それはどう言うことだ?」
つまり俺が死ねば世界が終わる?どう言うことだ?俺は何か重要なことを勝手に背負わされてるのか?どっかの漫画の主人公かよ。…ってか俺転生者だったわ!普通だったら俺が主人公ポジにいてもおかしくないんだったわ!まぁそんなことよりも、
「俺が死ぬと世界が終わるってどう言うことだ?」
「そのままの意味だ。ある神によって世界が終わる」
「ある神って?」
たぶん三神のうちの一体だろうけど。どんなやつかは聞いときたいな。
「『創造主』ゼウディア」
…わーお。
どうも。ねぎとろです。そういえば最初らへんに比べればその日のうちに投稿できるようになりましたね。これも成長ですって言うのは一回行ったことあると思うので今回は成長できなかったってことでこちらのミスでしょう!!申し訳ございません!!!いや予約投稿しようと思ったんですよ?でも土曜日は忙しくて書く暇がなく、今日は疲れた体を癒していて書く暇がなかった…。つまりこれはどうしようもないと言うことなのです!とか言うことをある人に言ったら『体に鞭打って動かせ』って言われたので次からは気合いで頑張ろうと思います。次こそ!次こそは予約投稿してみせるのでよろしくお願いします!どうか今回のことはお水でゆすいで流してください!!次こそやりますので!!次の話もよろしくお願いします!!それでは!!




