第五十六話 キザキャラは案外強かったりする
「では魔法の試験を始める。魔法の試験を受ける者は?」
お、結構いるなって俺以外全員じゃないか!?この世界って近接する人少ないのか!?って目の前にめっちゃごつい見た目なのに魔法使いやってる人いましたわ。この世界は魔法の方が優遇されてたりするのか?グランディアだったら誰も魔法なんて使ってなかったけど、この世界はあっちとは違って大々的に魔法が普及してるんだろうか。そこら辺はおいおいわかってくるか。それよりこの世界の実力はどれくらいなんだろうか。あの騎士団長は絶対に当てにならないからここで確認しときたいな。えーっと。…こうみるとセンリャさんって魔力量なかなかあるな。多分デクスタ…じゃなかった。アンチュ・テスタくらいはあるな。でもあいつよりもちょっと少ないか?まぁそんくらいか。でも真ん中よりちょい上くらいで悪魔の幹部最弱だろうやつとおんなじくらいあるのか。あの世界の魔力量の平均がわからんからあんまり言えないけど。でも魔法が普及してる分こっちの世界の方が魔力量の平均が高いとかはありそうだけどな。あとこっちのアダマンタイト級の人はっと。…?高くね?え、ちょ待てい。え?あのデクスタくらい…いや、デクスタ以上か?魔力量多くね?確かにアンチュの方は魔力量が低いけどデクスタは結構高かったはずだぞ?それより高いって、この世界のチタニウム級ってどんだけの魔力量がバケモンの奴らの集まりなんだ?しかもこれで前衛職なんだろ?おいおい、イフレデーアの駆け出しの人たちより強いぞ!?…今冷静に考えたらイフレデーアほんとにやばいな。駆け出しでこの世界のミスリル級レベルの強さあるのかよ。やべぇなあの世界。しかも成長率もバケモンときた。…これからイフレデーア基準で比べないようにしよう。全く当てにならんことを再認識できたからな。そういや受験してる人の魔法見てなかったや、一回見てみるか。
「では最後…ジーニョス!」
「はい!」
あっぶねぇ見逃すとこだったぜ。この世界の強さが結構あることは分かったけど駆け出しがどの程度か知っとかないとな。まぁ知らなくてもいいけど一応な一応。
「ふっ、魔法も使えん凡人が…(ボソッ)」
おっとぉ?聞き捨てならんなぁ?でも我慢だ我慢。ここでちょっとボコして今回の試験に通らず、一ヶ月試験受けられませんとか言われると面倒だからな。まぁ?そこまで行ってくるなら相当すごい魔法を見せてくれるんでしょうねぇ?でも実際あいつの自信とかは結構わかるな。だってこの受験生の中で一番魔力があるし(俺を除いて)。でも実際必要なのは魔力量よりも魔力の扱い方だ。そこをじっくり見させてもらおうじゃないか。
「では行きます!『ファイヤボール』!!」
『ヒュンッッ!!』『ボンッッ!!!』
「流石にすげぇな」「ええ、駆け出しであのくらい魔法を使えるには『天才』と言われているあの人くらいよ」
あれが…すごい?おいおい、イフレデーアじゃスライも殺せないぞ?
「ふふっ…」
「ん?なんだ凡人。なぜ笑っている?」
おっと。笑いが込み上げて思わず笑ってしまった。いけないいけない。ここはどうしようか。ラノベだったら煽るか、あとで圧倒的な実力を見せつけるとかだと思うけどどうしようか。まぁあいつにはムカついてたしめちゃくちゃ煽ってやろっと。
「ふふっ、いやぁ?あんなチンケな攻撃じゃスライム一匹殺すのも手間取りそうなって思ってさぁ?」
「おまえ!ふっ、まぁいいさ。この僕、ジーニョス・スタルトス様の魔法を見ておかしくなったんだろう」
「そうだな、多分虚勢を張ってるだけだろ」「そうね。今年入る冒険者の中でも注目されてるような人に対して言うはずないものね」
おっとぉ?他の奴らもなんだか俺のことを疑い始めたぞ?あれ?俺たちって仲間じゃなかったっけ?まぁいいや。その口、顎が外れるくらいに開かせてやるかな。これが成り上がり系主人公が周りの奴らを見返すときに感じる気持ちなのかな?めっちゃ楽しみになってきたぜ。おっと、驚きすぎて腰抜かすなよ(ニチャァ)。
「次は近接戦の試験だ。では、頼んだミカレ殿」
「任せたまえッ!では君!!」
「はい」
「この木剣を使いたまえッ!」
「あ、はい」
重さは…やっぱり薙刀を使い慣れてたからか結構違和感がある。まぁ軽いし今まで以上に動き回れるって考えて戦うか。さて、俺が一瞬感じたあの強者の気配は本物だろうか。まぁここでアダマンタイト級をボッコボコにしたらあいつらの顎外せるだろうし、高い階級からスタートになるだろうしボコし得だな。まぁ一旦試しの攻撃ってことで、
魔力駆動 段階二
「いつでも攻めてきていいぞ?ここでは僕ではなくて君が挑戦者だッ!」
「ではお言葉に甘え、ってッッ!!!」
『ズガァァァァァァァンンンンンッッッッ!!!!!!』
「ほう」
え、まじかっ。軽く受けられたぞ?あいつは今魔力使って…るのか?いや、あの足のやつは表面だけをコーティングしてて肉体の強化は入ってない。ってことはあいつただの技術で受けた!?これでも結構早くなったんだけどな、俺。
「あれを軽く受け流すのか」
「君こそそこそこ早いね。でもまだまだ本気じゃないでしょ?」
「もちろん」
まっさかこいつ、こんな圧出せたのか?っべぇ。こいつの圧、まだまだ本気じゃないな。こいつはまだ遊びだと思ってやがる。だって魔力すら使ってねぇもんな。だったら望み通りもうちょっと本気だしてやろうじゃねぇか。
魔力駆動 段階三
さらにこっからは技術重視でいくぜ!まずは突っ込む!!
「はぁぁ!!」
「ふぅん」
こっからが駆け引きだッ!!『ダブルスラッシュ』!!!
『ビュュンンンッッッッッッッッッッ!!!!!!』
「どんなに速くたって動きが単純じゃぁな」
いやいや、こっからが勝負!!まずはこの一撃を避ける駆け引きは成功!!そしてこのダブルスラッシュは二連撃!!だけどさらに当てる確率を上げるために一発目はこのまま叩きつけて!!
『ズガァァァァァァァァァァァァンンンンンッッッッッッッッッッッ!!!!!!』
「む?」
そしてこっからが本命の攻撃!!煙幕で俺の剣が見えなくてさらにその重心が後ろを向いた体制で今さっきと同じ速度の攻撃が捌けるかな!!!
『スカァァァァァンンンンンッッッッッッ!!!!!』
「うっそぉ…」
「確かにいい作戦だね。でもいくら手元を隠したってさっきの剣の位置はわかってるからね。そこから一工夫入れられたら当たったかもしれないけど、そこまで真っ直ぐな剣じゃ僕には当たらないよ」
マッジか。これで当たると思ったんだけどな!でもまだこっからだ!!こっからはアドリブだけど!!まず魔力を練って剣先に集める!こっからは運ゲーだけどやるしかない!!そっからこけるように前に倒れつつ、こける寸前で踏み止まる!!ここはもう剣のリーチを活かせるような間合いじゃない!けど!あいつの意識は一瞬だけこっちに向くはず!だったら剣先に集めた魔力をジェットみたいに噴出!!その加速のまま無理やりすぎて腕めっちゃ痛いけどそのまま振りかぶる!!!
「はぁぁぁぁぁ!!!!」
「ワオ」
『ズガァァァァァァァァァァァァァァァァンンンンンンンンンンッッッッッッ!!!!!!!!!』
…これ以上は無理だな。まぁでもやるだけやったしまぁよかったな。
「ふぅ」
「君!最後に結構すごいことするね。僕驚いたよッ!」
「それよりあれ喰らって無傷なあんたの方に驚いてるよ」
「ん?まぁ僕は強いからねッ!まぁそんな僕でも冷や汗をかいたよ。ほんとにすごいね君。しかもまだ本気じゃないんでしょ?すごいね」
「どーも」
ほんとにこいつバケモンだな。なんであれ喰らって木剣も無傷なんだよ。威力は殺されてなかったし普通に考えてバケモン以外考えつかねぇよ。でもこれでちょっとは俺の目指している壁の高さが知れたな。それだけでもよしとするか。
「では次の試験を執り行う」
…そういえばもう一個あったわ。
どうも。ねぎとろです。一応GW内に二話投稿しましたよ。確かに言ってたことしましたよ?つまり私は頑張ったと言うこと!!今回のGWは忙しくて2日しかまともな休みがなかったクソクソウィークでしたけど頑張りましたよ私!?褒めてください褒めちぎってくださいあと読んでください。もちろん次の話もですよ?でもこのGW、なかなかに楽しいものでしたね。自分Aから始まるFPSにハマってるんですけど今日来たアップデートの新キャラがバチクソに楽しくてテンション上がりましたね。まぁこんな話置いといて、今回も見てくださりありがとうございました!最近自分の誤字が目立ってるなーとか思いながらかいております。これからも書くときはできるだけ誤字に気をつけますけどもしも誤字ってたら温かい目で多めに見てくだせぇ。あ、そういえば明日から学生は学校、社会人は会社でしたね。…GなWなのに短くね?って思ってるのは私だけではないはずです。まぁ明日と明後日頑張って休日を勝ち取りましょう。ではでは、また次の話で会いましょう!次は…10日の20時くらいに出せたら出そうと思います!19時じゃないのは間に合わないからです!それでは!!




