感じる絆
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なお、本作の18禁バージョン『笹ヶ谷くんの密やかで艶やかな日々』をノクターンノベルズに投稿しておりますので対象者の方は是非ご覧になってください。
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その夜。
小夜姉は途中で失神しながら朝まで俺とのセック◯に酔いしれた。
「なんか凄いよね、私達」
帰りの車内で小夜姉がポツリとつぶやく。
「姉弟なのにね」
「……ねえ、美典」
真面目な口調で呼ばれた俺は運転席に目をやる。
「他に本命の彼女がいても私はあなたと切れないからね」
ハンドルを握る小夜姉の真剣な表情に息をのむ。
「何があっても姉弟の絆は切れないの。絶対にね」
「小夜姉……」
「あなたがこれから誰とくっつこうが、私は姉として傍にいる。そして二人で愛し合うの。今日のようにね」
「そんなの……小夜姉が不幸になるだけだよ」
「どうして? 好きな男性の近くにいられるのに不幸な訳ないじゃない」
郊外の道路を走っていたクルマが路肩に止まる。
「美典、愛してるわ。初めて結ばれた時から、ううんもっと前から変わらない気持ちよ。私はこの気持ちを貫こうって決めてるの」
俺の手をとって自分の胸に押し当てる。
小夜姉の早い鼓動が手のひらに伝わってきた。
「感じる? これが私のときめき。あなたと二人きりの時は大体こんな感じなの」
「……」
「このときめきを失いたくないの。だからね、美典」
「?」
「私をあなたの愛人にして。セフレでもいい。ずっとずっと傍にいさせて欲しいの」
(小夜姉……)
俺はまた業を背負ってしまった自分に言葉を失い、小夜子と見つめ合うのだった。




