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甘い尋問
玲子さんと肩を並べてソファに座る。
「みっくん、彼女とか出来た?」
いきなり難易度の高い質問すね。
「……」
「どうしたの? 『はい』か『いいえ』で答えるだけよ?」
「はあ……」
でも、その後に根掘り葉掘り聞くんでしょ?
正直に、
(特定の相手はいません。娘さんと男女の関係はありますが、お互いセフレと割り切っています。本命は別にいます。けど告白すらしていません)
なんて言えるわけない。
「みっくん、ママに教えてくれないの?」
「そういう訳じゃ……」
「じゃあ、なんで答えてくれないの?」
玲子さんは体をピッタリとくっつけ、膝の上で握られている俺の手に自分の手を重ねた。
布越しに伝わるIカップのバストの感触と香しいコロンの薫りにゾワゾワと鳥肌が立つ。
「そ、それは恥ずかしいからだよ。玲子さんは本当に母親みたいな存在だから……息子としては恋愛の事を話すのはこっ恥ずかしい訳で……」
急に陰キャ主人公のような口調になる。
「だから、『はい』か『いいえ』でいいのよ」
俺の耳に唇を当てながら玲子さんは甘く囁く。
「ウチの天空と……エッチしたの?」
甘美なストレートが剛速球で放たれた。




