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見習い魔法使いが最強に至るまで  作者: 鬼仁雪姫
第7章
97/103

登場人物と紹介7



【キャラクター紹介】



次章で改めて。







【おまけ】



〈短編5〉




「もっと遊びたかったのにな。」



詰まらなそうに足をブラブラとさせ地面も空もそれどころか時間も無い無の空間に一人呟く男の子がいた。完全には消失していない男の子は今や殆どの力を聖剣によって消失させられ存在するだけが精一杯だった。



「まあ、遊ぼうと思えばもしかしたら出れるかもしれないけど。」



完全には消失していないというのは語弊があるので訂正すると消失できないというのが正しい。男の子自身も彼を形作る一つだからだ。記憶、考え、身体を構成するであろう一つ一つ全てが元となっているのだから。



「ある程度思い出してるから他の記憶もきっと取り戻しに動くかな。全てのピースが嵌った時が試練だ。」



誰に言うでもない言葉を呟くと何かに気づいた様に楽しそうな笑みを浮かべる。



「僕という存在が戻ってきたら少し試してみるのも手かな。力は使えないかもだけど、吃驚させるだけってのも楽しそうだからね。」



うふふと楽しそうに嗤う姿が何時までもそこにはあった。











〈短編6〉




「とか、考えてそうだ。今までの傾向を考えると。」



誰も今はいない部屋で一人物思いに耽ながらぼやく。もう一人の俺。ある程度会話もしたし、勇者らの戦闘も俺自身の記憶として鮮明に残っている。勿論乗っ取られた時は意識が混濁して居たためこうして体の支配を取り返し思い出そうとすると情景が浮かび上がる。



「既に壊れかけた封印だからもう近付いて何かに作用されたり、触発されたりは無いだろうが。」



封印した記憶は勿論のこと、魔王としての膨大な力も一緒に入っている。一個が大きいと言うのに5箇所も有るのだ。思わずため息を付きそうになる。自分だけじゃなくサラやヴェロックとも話し合い、こうした形を取った封印だが今となっては面倒くさいこと極まりない。



「はあ、何だかなあ。」



元よりこうなる事を想定していなかったというのもある。迷宮の80、90層辺りから強さがぐんと跳ね上がり限界突破無しの99レベルでは絶対に勝てないからだ。魔法使いが禁忌とされたこの世界では最早クリア不可能なクソゲーと呼べるものなのだ。なのにそれを掻い潜った『魔の叡知』には賞賛の言葉しか出ない。勿論イコールに救済は無いが。



「俺だからって言うう理由でショートカットもできないし地道に回るしか無いか。」



再び面倒を隠さない大きな溜息をつくが突っ込む者がいないこの場では霧散するだけだった。









〈日記8〉



人が死ぬ所を目の前で見た。




以降はぐちゃぐちゃな字で書かれている。





















全てが元通りに、これまで通りとはいかないだろうけどきちんと向き合い、これからの事を目先のことだけでなく先も見通して動きたい。新たな力を駆使して。


















次章にそれぞれのキャラを振り返りながら書き進める予定です。あくまで予定だったりします。

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