第12話 今後の方針
武器屋から出て今俺達は建物の影にいる。
なぜかというと契約モンスターいや、今は焔という名前を付けているが、絶対騒ぎになるからだ。
メイドさん連れて歩いてたら、絶対掲示板に書かれる。
「どうしよう...」
「どうしたアニマ?」
グラッタさんが心配して声をかけてくる。
「いや、焔を連れてるとなるとステータスが見れないにしても探求者側は騒ぎ出す可能性が高いんですよ」
「確かになぁ...メイドを連れているのは、大商人か貴族ぐらいだしな」
「ご主人様は、それで悩んでいたのですか?」
「そんなことって...」
俺は焔のことで悩んでんのに。
「あと、先程から言われている”探求者”とは何者なんですか?ご主人様の敵であれば排除しますが」
考えが物騒だなおい、てか探求者を知らない?どういうことだ?
「私が封印されるまでの時代に探求者など居ませんでしたよ」
「そもそも卵から封印されし獣が出るのが異常だが...まあ、最近現れ始めたからなあいつら」
なるほど卵から産まれて来たんだし当然知らないの...かな?
取り敢えず、探求者について焔に説明する。
「なるほど、面倒ですね」
まあ、確かに無限に復活するしな。面倒だわな。
「で?今からどうするんだ?」
「うーん、考えてもどうしようもないのでグラッタさんの訓練を受けようかと思います」
「........」
「グラッタさん?」
グラッタさんが反応しない、どうした?
「忘れてた...」
ガクッ まさかのド忘れかい!!
「しかし、訓練って言っても召喚術についてはもっと教えられるが剣術については焔に習った方がいい」
「何でです?」
「忘れたのか?焔には称号【剣聖】持ちだぞ」
剣聖...確かにあったな。
「【剣聖】っつーのは剣術を極めた奴が持てるもんだ、それに習った方が断然いい」
確かに...
「だけど、剣術Lv1でしたよね?」
「バカヤロー、剣術Lvは所詮剣で生命をどれだけ多く奪ったかの指標でしかねぇ」
「純粋な技術はLv何かじゃ推し量れねぇ」
「グラッタ様は剣術いやLvの本質を理解していらっしゃるんですね」
「なるほど...つまり剣術Lvを上げても技術が上がるわけじゃない。つまり剣術Lvを上げることで手に入るアクティブスキルは技術だけでも再現出来るってことでもあるんですか?」
「ご名答、剣術Lvを上げることによるパッシブスキルは再現出来ねぇがアクティブスキルは再現出来る」
そんな仕組みがあったなんてな。
今後の方針的にグラッタさんには召喚術、焔には剣術を習うことになりそうだな。
頑張って行こうか。




