奴隷奪還作戦 2
俺達は4時間ほど歩いた森の近くに3部隊を分けて布陣した
ニーナが偵察から帰って来た
「やはり、森にアジトが有るのは間違い無い様です
武装した人間が3人ほど見張りに付いて居ます
奴隷が運び込まれたのも確認しました」
「ニーナ、良くやった。
おい、連絡兵、他の2部隊に連絡してくれ
1時間後に作戦を開始する」
別の連絡兵は街に向かって馬を走らせる
多少、連絡が遅れるが奴隷商人同士で連絡は出来ないだろう
連絡を受け1時間経った
「良し、みんな森に入ろう」
「レイさん大丈夫ですかね?
俺達、勝てますかね」
「みんな自信を持って良いよ
ここに、居るのは守備隊でも選ばれた精鋭なんだから、必ず勝てる」
自分にも言い聞かせ
みんなを鼓舞する
俺達は森に入って行く
あちこちで声と鉄のぶつかり合う音が聞こえる
俺達の方にも何人か、やって来て倒して居る
「レイさん、また何人か、やって来ました。」
5人の武装した男がやって来た
「お前達、止まれ
抵抗は辞めて武器を置け」
どうやら武器を置く、つもりは無い様だ
!刃に血が付いている誰かを切ったのか
俺は怒りに任せて剣を振る
「みんな回りの奴らを頼む」
俺の剣を軽々受け止める男
コイツ見覚えが有る
この奴隷商のリーダーで殺人なども行っている指名手配犯だ
確か名前はダンガル
「チッ、こっちにも手強そうな奴が居るな
話しでは隊長以外ポンコツの集まりだっただろが」
「お前はダンガルだな」
「だったら、どうした?
死んで行くお前には関係無い事だろ」
ダンガルの素早い横薙ぎの剣を受け止めた後に流しカラダを回転させてヤツの肩口に剣を叩き込む
「グワッ」
ダンガルは剣を取り落とす
トドメに、もう一撃食らわす。
最後の一撃は仲間をヤラれて怒りだったのかも知れない
「他のメンバーは?」
「レイさん大丈夫です全員倒しました。」
頼りに成る仲間達だ。
俺達は奴隷商人達を1箇所に集めて輸送用の馬車を待って居た。
グッドマンがダンガルに話し掛ける
「このクズ共、お前達は、もう終わりだ
あの世で、自分達のした事を反省してろ」
ダンガルは、不敵な笑みを浮かべる
「気持ち悪い正義感だな
俺達が、この町の平和を守って来てやってたんだ。
俺達が居なきゃ
どうなるか 、これから思い知る事に成る
「それは、どう言う意味だ」
「お前ら低俗な人間には一生分からんさ」
ダンガルは、これ以降、何も喋らなく成った。
俺は疑問に思い隊長に質問する
「奴らの言葉はどう言う意味なんですか?」
「さーな、どちらにしろ 俺たちに出来る事は
これまでだ 奴らの身柄は領主様に引き渡す事に成って居るからな」
守備隊は怪我人を7人出した。
大怪我をした者は1人居たが命に別状は無く
違法奴隷73人を解放した。




