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守備隊、兵舎

俺は守備隊、兵舎に着いた。

「にゃあ」

どうやらシロとクロは自由行動をするようだ

兵舎の中を探検したいのだろう

「お前ら自由だな

いじめられても知らないぞ」

シロとクロは背中を向けて歩いて行く


さて、ギルバート隊長に会いに行くか

俺は兵舎に向かって運動場を通り抜けて行く

「おい、アレは隊長が話していた噂の新人じゃないか」

「聞いてた話と、ずいぶん違うんじゃないか?」


どうやら俺の噂話を、している様だな

あまり気分は良くないが放っておこう

今は隊長の所に行かないと

「おい待てよ 新人

先輩に挨拶も無しかよ」


「この隊に入隊するレイと言う者です

よろしく、お願いします」

俺は軽く頭を下げて さっさと 兵舎の方に向かう

「おい、てめえ 待てって言ってんだろうが」

なんか面倒くさい、やつらに絡まれたな


「何か用でしょうか?隊長に会いに行きたいのですが」


「そう焦んなよ隊長は逃げやしねえよ

それより、お前強いんだってな

何でも素手で3人をぶっ倒したらしいじゃねえか」


「そんな事ないですよ 相手が油断してたから倒せただけで 強くなんか有りませんよ」


「まあ 、そんなに 謙遜すんなよ

大したもんだよ。

だが素手の殴り合いが強くても軍隊じゃ

ほとんど 意味が無いから、お前が剣術で

どれ位やれるか審査してやるよ」


あーこのパターンか、新人いじめか

ただの好奇心なのか大変迷惑な話だ。

俺は武器を無理矢理、渡された。

柔らかい棒だな

さらに、布をグルグル巻きにされてる

これなら殴られても大怪我をする 心配はなさそうだ。


まあ戦えば俺も大した事ないと先輩も満足するだろう

「分かりました

ヤラせて頂きます」


俺達は試合をする事に成った。

「俺の名前は グッドマン

何時でも、いいぞ かかって来い」


かかって来いと言われても俺は剣術なんかした事がない

とりあえず俺は中段の構えを取る

「かかって来ないのか ?

じゃあ俺から行くぜ」

グッドマンは剣を振り被り俺に突っ込んでくる。

剣が喉元に突き刺さる

「ぐわ」

グッドマンが、もんどりを打つ


イヤイヤ、この人なんで無警戒に剣の間合いに入って来るの?しかも 何の牽制も無く

こっちは剣を構えて間合いを取ってるんだから、その中に入ってきたら普通に、ぶつかるだろ

せめて剣を弾くか剣先を避けて攻撃して来いよ。

「あ、あの大丈夫ですか?」

返事は無い、どうやら俺の勝ちの様だ。


「グッドマン 何やってんだよ

しょうがないな

今度は私が相手してあげるよ

私の名前はリーナ

私はグッドマンの様な間抜けじゃないよ」

「おー、今度はリーナさんが戦うみたいだぞ」

周りの兵士たちが騒ぎ出した

どうやら彼女は実力者のようだ。


俺は再び 中段の構えを取る

「行くよ」

「どうぞ」

は、早い!すごい運動能力だ

彼女は俺の周りを動き回り 翻弄しようとして来る。

イヤイヤ、 距離を取りすぎだろ

この子は動きは早いが高速で動き回っている意味がわからない?


目で追うのも簡単だし体を少し動かすだけで追える

何か飛び道具でも有るのかと思ったけど

そうでもない

剣の届かない間合いで、いくら 動き回られても何のプレッシャー も感じない


彼女、少し疲れて来たのか 動きが鈍って来てるし

来た!


彼女も間合いなど ガン無視で突っ込んで来る彼女の額に突きを食らわす。

「ぎゃ」

彼女も倒れた。

カエルの様にノビた

どうやら、脳震盪を起こしてるようだ

どうやら、また勝ってしまった様だ。


「お前ら何を騒いでいる」

ギルバートさんが

やって来た。


ギルバートさん は俺たちの話を聞き状況を把握した。


「で、レイくん内のツートップは、どうだった?」


この2人がツートップ弱すぎだろ

うちの 守備隊、大丈夫なのか?

「え、ええ、将来が楽しみな 2人ですね

伸び代しかない所が………」

もしかしたら入る隊を間違えたのかも

俺は暗澹たる思いを抱くので有った。


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