ブラック
オレ様は、この辺りを 縄張りにする 黒猫
名前はブラック
オレ様は、いつもの様に縄張りの路地裏を彷徨く
お、あんな所に可愛いメス猫が居るのを発見した。
「これは、やべえ 、一目惚れだぜ」
毛並みの綺麗な白猫は大通りの方に出て行く
白猫はニャーと鳴く
「おーなんて可愛い声なんだ声まで可愛いぜ」
「あれ 猫ちゃんの声が何処から?」
白猫の彼女は、 さっと路地裏の方に入って行き、さらに鳴く
「ニャー」
「路地裏からネコの声がするよね?」
女は路地裏に入って行く
「猫ちゃん、どこ?」
人間に気を取られて、
俺とした事が可愛い彼女を見失ってしまった。
どうやら 人間の方も彼女を見失った様だ。
彼女の声が聞こえる。
「ニャー」
その声の聞こえる場所を見た。
血まみれの人間が立っていた。
「キャー」
血まみれの男は倒れ、 その男に人間の女が駆け寄って行く
人間の揉め事に関わるのは、ごめんだ
俺は、その場を立ち去った。
後日、オレは縄張りの家を彷徨いて居た。
「なんかコッチから良い匂いがするな」
部屋の前で男と目が合った。
コイツは、あの時の人間
生きてたんだな
なんでだろ?何か、ザワザワするんだよな
「ほーら、食べ物だよ。
こっちにおいで」
「テメー気安く呼ぶんじゃねーよ」
「レイさん、そろそろ料理出来た。」
お、人間のメスが来た。
このメスはオレの魅力にメロメロだぜ
種族が違ってもモテるオスは大変だ。
人間のメスと、じゃれ付いて居ると
人間のオスがオレに触ろうとして来る。
「オレに触んなー、呼ぶのダメなのに
何で触るのはオーケーだと思ったんだ
殺すぞ」
「にゃあ」
窓から白猫が入って来た
あ、あの可愛い子だ。
可愛い、あの子は人間のオスの足元に行き甘えて居る。
クソー、あの人間め彼女に気安く触りやがって負けてたまるか
「へい、彼女そんな男は放っといてオレと遊ぼうぜ」
「うるさい、消えろ虫けら」
白猫から強烈なパンチが飛んで来る。
「ぎゃあ」
気の強い女も嫌いじゃ無いぜ
人間のオスがオレを触ろうと笑いながら寄って来る
「テメーなに見てんだ
触んじゃねー」
「誰に凄んて居るの虫けら」
強烈なパンチを、また喰らう
「ぎゃあ」
クソー、この人間に好かれると白猫の彼女にも好かれるのか?
後日、白猫の彼女はシロ
オレの名前はクロと名付けられた。
なんてダサい名前なんだ。
シロちゃんに好かれる為にクロと言う名前を受け入れてやるよ。
クロのシロちゃんと仲良し大作戦の日々が始まるのだった。




