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学園カースト最下位のキモオタデブな俺、クラス転移で「ヲタ通」と判明した瞬間追放されたが、なぜか女子達が集まってくる件  作者: ろんどんべんと


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第42話 「遺跡調査とヲタ通 2」

クミは肩で息を切らしながら戻ってきた。


「ぜぇ……ぜぇ……」


「はぁ……間に合った……」


しかし、その手には何も持っていなかった。


結奈が首をかしげる。


「クミくん……土偶は?」


俺は息を整えながら答えた。


「逃げた」


「……は?」


「いなくなった」


結奈は寂しそうな顔になる。


「はにゃ土偶ちゃん……いなくなったの?」


その言葉を聞いた瞬間、その場の全員が黙った。


「「「……」」」


「どうした?」


「「「クミ(君)……」」」


「な、なんだよ?」


三人とも、ものすごく遠い目をして俺を見ている。


ミリアが静かに言う。


「後ろ」


「へ?」


フィリアも指をさす。


「後ろです」


結奈も小さく頷く。


「後ろ」


《後方一メートルに未確認土偶を確認しました。》


「だから何……」


《後ろを見てください。》


俺はゆっくり振り返った。


そこには、何事もなかったように土偶が立っていた。


「はにゃ」


「ぎゃああああああ!!」


☆☆☆


「はにゃ!!はにゃ!!はにゃにゃにゃ!!」


こうして、いやがる土偶を無理やり鍵穴に詰め込んだ。


土偶が輝いた後、我々の目の前の扉からゴゴゴゴゴという音が鳴った後、突如、右側の壁に扉が現れが開いた。


「え?」


「右?」


「なぜ右が?」


《お約束です》


「なに!!」


そして、なぜか光り輝く土偶がかぎ穴から出て来て俺たちの前を歩いている。まるで導くかのように。

一方、魔王代理2号はというと、俺たちの後ろをとぼとぼと歩いている。

やがて、目の前に白い球が宙に浮いている。そこの横に、魔王封印と書いてある。


「おい。魔王代理2号!!」


「な…何でありましょうか?」


「あれはなんだ?」


「あ…あそこに…魔王様が封印されています」


「本当か?」


「間違いありません」


「ここで魔王を倒さねば」


「ドロシー行くぞ」


「はい」


ルナ様とドロシーが魔法攻撃をした。しかし、傷一つつかない。結菜も合わせて攻撃しても全く無傷。


「クミはそこで待機。全員で一斉攻撃するよ」


全員での攻撃、しかし、全く歯が立たない。


するとミリアが


「どうなっているのこれ」


そう言って、触ると


「キャ!!」


バチバチと電撃た発せられた。すると、結奈が


「私がやっています。経験があるので」


バチバチ!!


「きゃああ!!」


「デンデンサイより強い」


こうして、俺を除いた全員が電撃でダウンしてしまった。そして、残された俺が丸い球に手を付けるとまぶしく輝き始めた。


「しまった!!!」


「「「くみーーー!!」」」


爆発すると思った瞬間、輝きは収まった。すると、俺の目の前に、一人の美少女が全裸で立っていた。そして、俺をじっと見つめている。


「君は誰?」


「俺はコウダクミ」


「コウダクミ?」


「クミでいいよ」


「あーし、クミがいい。クミ♡」


彼女は抱き着いてきたのだった。


《緊急速報!!結奈から魔王覇気が出ています。》


そこへミリアとフィリアが俺の両肩に手を置いた。


「クミ?どういうことですか?」


「また増えるのですか」


しかし、この女の子は俺から離れない。結菜の笑顔が怖い。


「まずは服を着ましょうね」


「わかったであります」


すると彼女は、右手をパチンと鳴らした。すると、赤い軍服をまとったのだった。服を着たかと思うと彼女は、敬礼をした。


「自分は、魔王、ミカエル・ゴッドネスでありましゅ」


彼女は、顔を真っ赤にした。


しーん…...


「噛んだな」


俺がうなずいているとその横で結奈が


「噛んだね」


ミリアが


「噛んだわ」


フィリアが


「噛みましたね」


《噛みました。》


俺たちがうんうんと頷くとルナもドロシーも笑いを堪えている。


顔を真っ赤にした自称悪魔は、


「うぁあああああ!!」


と叫んで俺の後ろに隠れてぎゅーーと抱き着いてきた


「クミー!!」


「なんだ?」


「みんながあーしーをいじめるーーー!!」


「え?」


結奈がニコッと笑った。


「へぇ……」


《危険度99%》


「なんで俺!?」

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