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学園カースト最下位のキモオタデブな俺、クラス転移で「ヲタ通」と判明した瞬間追放されたが、なぜか女子達が集まってくる件  作者: ろんどんべんと


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第40話 「実習終了とヲタ通」

久しぶりの投稿です。

ここのところ次の話を考えるのに時間がかかっております。



男子たちがダンジョンをクリアするまで1か月を要した。その間、女子たちは30週していた。彼女たちは、かなりレベルアップをしたそうだ。


それを聞いた男子たちは落ち込んでいたが、一応、男子たちの訓練がこれで終了した。彼らもかなりなので、俺たちは、ギルドにきていた。


「ここにサインを」


リリアさんがいつも以上に優しい。と言うことは今晩は来るのだろう。


「報酬1000万イェーンです」


「やったね」


「一ヶ月頑張った甲斐あったね」


「これは10ヶ月の分割で支払われます」


「なんと言う。ブラック国家」


「このくらい一括で、支払って欲しいものです」


《国家ならそのくらいして頂きたいものです》


俺たちがなんとなく喜んでいると、なぜか、衛兵長がやってきた。


風間(こざ)が脱走した!」


「はぁ?」


「昨夜脱走した。現在、国中を捜索中だ」


「えっ?」


リリナさんが小さな声で


「でも……変なんです」


「何が?」


「見張りは誰も殺されていません」


「え?」


「牢も壊されていません。なのに風間だけ消えました」


「今朝、再訓練施設から脱走。現在、捜索中です。決闘の件もあるので、国府田様のところに現れる可能性がありますので、衛兵をつけても良いか」


「どうする?」


俺はパーティーメンバーのミリア、フィリアそして結奈に聞くと


「衛兵の件、別にいいんじゃない」


「そうね」


《クミがバカなことをしないか監視するためにも、護衛は必要です。》


「おい!」


するとミリアが


「それは、いいかもね」


さらにフィリアが


「ナビ子が正しいです」


「そうね」


結奈まで続く


こうして、俺たちに衛兵がついてくることになった。


⭐︎⭐︎⭐︎


数日前、風間(コザ)の前に、現れたのは、魔族の一人だった。


「貴様が人間の勇者か?」


「そうか。ならば、我と来るが良い」


「だれが魔族なんかと」


「ほう。ならば、力強くで連れて行くか」


「そうは行くか!!」


戦闘は、あっと言う間についた。


「ぐふう」


「では、行くかと言っても、何も言えないか」


こうして、風間(コザ)は、魔族に連れて行かれたのだった。


⭐︎⭐︎⭐︎


風間(コザ)が脱走ね」


「復讐に来るのかな?」


俺たちは拠点の一室にいて、俺の横に座って居るミリアがそんな話を聞いてきた。


「来ないでしょう。たぶん」


「わたしを、取り戻しに来るのかも」


《それはないと思われます》


「どういうことだ?」


《正確には、魔族に連れ去られたと思われます。》


「何故?そう思うんだ?」


《あのマヌケな風間が一人で逃げたとしたら、すでに見つかっているはずです》


《風間が単独で脱走できる確率 0.003%》


「低っ!!」


《途中で迷子になります。》


「納得」


「確かに」


思わず全員で納得してしまった。


「ところで、この世界にも魔族がいるんだ」


《います。しかも、もうすぐ魔王が復活するころです》


「へぇ……じゃあ、勇者の出番じゃん」


「違う」


「だから勇者を召喚したのじゃ」


「え?」


するとルナがボソリと言う。


「正確には私ではなく、ドロシーが召喚したのじゃ、さらに言うと魔王は、もう目覚め始めておると言う情報じゃ」


その言葉を聞いた俺とミリアとフィリアは、二人に視線を送ってしまった。すると、リリナと結奈が笑顔でこう言ってきた。


「「何故、私達を見ているの?」」


「「「ひっ!!」」」


ミリアとフィリアが俺に抱きついてくる。


《緊急警報!!緊急警報》


《リリナ、結奈から魔王覇気を検知》


「やっぱり!!」


《理由は禁則事項です》


「そこが一番知りたいんだよ!!」


《回答できません》


「おいぃぃぃい!!」


結奈は首をかしげる。


「どうしたの?」


リリナさんも同じように首をかしげた。


「私たち、何かした?」


「「「いえ!!何も!!」」」


「「絶対嘘だよね?」」


リリナと結奈に俺たちは見つめられ、怯えている。


「「絶対嘘だよね?」」


二人の前にした俺達は冷や汗を流していた。だって、リリナさんの手には炎が、結奈は、変身して、宙に浮いて蒼い稲光を発する黒炎を両手にだしている。


《回答不能です》


「だから回答不能とは、また禁則事項っていうつもりか?」


《禁則事項です》


「やはり!」


《お約束です》


「なんと」


「ナビ子が進化している」


すると突然、別のギルド職員が顔を出す。


「クミさん?ですよね」


「はい?」


その言葉に、リリナと結奈の笑顔が鋭くなる。そして、ミリアとフィリアも俺を見る。


「また?増えるの?」


「そんなはずない!!」


《増える可能性0%》


「お楽しみ中のところ、よろしいでしょうか?」


その職員は、業務スマイルのまま、リリナと結奈の怒りモードを気にすることもなく、俺のところに来て、一枚の紙をわたした。そこには、『遺跡発掘調査』の文字が書いてあり、ランクD以上となっていた。


***

依頼


対象者:ランクD以上

内容:発掘調査時の護衛と補助的な作業

報酬: 日当 1万イェーン/D

***


「人手が足らないんです。この応募を受けてくださいい!」


「嫌です。それに安い。パーティーに一日1万イェーンは、安すぎる」


俺の言葉にミリアとフィリアも頷く。そして、リリアさんも


「サーベラ、いくらなんでも、1パーティーに一日1万イェーンは、安すぎでしょう?」


「えっとですね。そうじゃなくて」


「でも、これだとそうとしか読まないわよ」


「えっ」


「日当の欄、1万イェーン/Dとしか書いてないから」


「えっ?うそ!ああああ!!」


彼女は、まじまじと依頼書を見ると


「えーー!!誰よ!!『/P』を『/D』と書き間違えたのは!!」


「これでは、だれもやらないわ」


「はぁ…そうですね」


職員が仕事内容を説明する。


「実は、この仕事、結構、魔物が出ていて、調査が進んでいません。このままだと古代遺跡の調査が中止になりかねません。そうするとギルドにも影響が」


「古代遺跡?」


俺は目を輝かせた。


「ダンジョンみたいなやつ?」


「ちがいます。ダンジョンではありません」


「宝ある?」


「ないと思います。けど、内容によっては、国宝級の物もあるかもです」


「よし!」


「一攫千金だ!」


一人俺が喜んでいるのに対して、みんなの目は冷ややかだった。


「だって、護衛でしょ?」


「それに作業補助でしょ?」


ミリアとフィリアがため息混じりに話している。


《内容は炎天下での発掘作業です。》


「……けど、ワンチャンが」


「ないわ」


「ないない」


「ないね」


《ありえません。》


「やりなさい」


どん!!


リリナさんが真顔で言った。


《リリナさんが魔王覇気を発動。》


「ギルドがピンチなのよ。わかった!」


するとリリナさんに無理矢理サインさせられた。


「これで受領済みです」


「なんでぇぇぇぇ!!」


そして、俺たちは、発掘調査の仕事に従事した。


俺はと言うと『どか堀』と言う。何もない場所をスコップで掘ると言う力仕事、しかも、ミリアと俺、フィリアと結奈は、測量とトレンチ、落ちている土器などを回収、そして、時々、土器の補修をするという作業だった。

俺とミリアは炎天下で力仕事して、へとへとになっている中、魔物からの護衛というかなりハードな依頼だった。こうして、依頼を終えた俺たち


「もうやらんぞ!」


「ホント!!酷い目にあったわ」


「そういえば結奈ちゃん、変な人形つくってたわね?」


「あっ?土偶ですか?」


「土偶が出たんか?」


「土偶があったのよ。けと、学者たちは、呪いの人形と言って、くれたわ。これ」


「マジ?遮光土偶じゃん」


「でしょ?」


すると何故かミリアとフィリアが震えている。


「どうしたの?」


「だって、呪いの細目女よそれ」


「なにそれ?」


「早く捨ててよ。呪われるから」


「そんなの迷信だ」


「そうよね?クミくん」


「そうだな。どうする?」


「いらないから置いていく?」


「そうするか」


俺たちは、帰宅の途についた。すると、背後に何か感じて後ろを見るとなぜかそこに土偶が立っていた。


「クミ君。あれ、置いて行ったはずよね」


ミリアが震えている。


「呪われた」


フィリアも震えた声で、ビビっている。


「絶対に呪われたわ」


「あれ?気のせいか」


「クミ!!」


「ちょっと!!現実を見て」


また歩く。


カツ……


カツ……


「あれ?」


振り返る。

土偶が少し近づいている。


「……」


「ミリア」


「なに?」


「土偶、動いた?」


「動くわけないでしょ」


「そうよ」


「疲れてるんじゃない?」


「そうか」


また歩く。


カツ……


カツ……


「あれ?」


また近い。


「絶対動いてる!」


「気のせい」


「いやいや!」


ここでクミがニヤリ。


「じゃあ試すか。」


「何を?」


クルッと振り返る。


「だるまさんが転んだ!」


全員。


「???」


ミリア。


「何それ?」


フィリア。


「遊び?」


結奈。


「面白そう!」


クミが勢いよく振り返る。


土偶。


ピタッ!


「ほら!」


「止まった!」


「偶然よ」


「偶然です」


もう一回。


「だるまさんが転んだ!」


クルッ!


土偶。


ピタッ!


「……」


「……」


「……」


結奈。


「動いてるね。」


「やっぱり!」


三回目。


「だるまさんが転んだ!」


クルッ!


土偶。


「はにゃ!!」


慌てて止まろうとして


ズルッ!


ゴンッ!


バリン!!


土偶が派手に転んで割れた。


「割れたぁぁぁ!!」


全員が固まる。


「「「「……」」」」


「はにゃっ!」


「しゃべった!」


「土偶しゃべった!」


「やっぱり呪われている!!」


すると破片が集まり、


ポコン。


元通りになった。


「「「え?」」」


「はにゃ!!」


「またしゃべった」


「お前が言うな!」


スパーン!


クミがツッコミを入れる。


パリーン!


「さらに割れたぁ!」


「なんで叩くのよ!」


「だって『はにゃー』って!」


「土偶が言うセリフじゃないでしょう!」


すると土偶は何事もなかったように起き上がり、復活した。


「はにゃ?」


《新種の土偶です》


「雑っ!!」



☆☆☆


こうして、謎の土偶と一緒に過ごすこと数日、俺たちは、ギルドに来ていた。


「クミさん」


「また遺跡調査です」


「嫌だ」


「今度は王城勅令です」


「もっと嫌だ」


《今回の現場は古代遺跡です》


「……え?」


俺はこの時まだ知らなかった。


この遺跡で見つかる"ある文字"が、


世界の常識を根底からひっくり返すことになるとは。

読んで下さりありがとうございます。

・面白かった、楽しかったは

・続きが気になる

と少しでも思ってくださった方は、

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