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八星の奥へUターン  作者: セカイエーゼロ?
第1章:かき氷にブラッドオレンジのシロップをかける
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互いの呼び方

人物紹介

【タンソフィア・ゲソダーネ】(1)

双子の姉妹の妹の方。現在6位。

”障壁魔法”を使い、姉と同じ戦い方をしていたが、オイシーネに敗北。

姉はベリリフィア・ゲソダーネという人物。



【フレイジス・コルエス】


授業が始まって15日が経過した。

やはりスターエイトという称号は重く、一般生徒から授業外で命を狙われたり、購買のカーレィバンを巡っての勝負を申し込まれたりした。


しかし、俺自身にも変化が訪れている。

それは……


「カーレィバンも美味しいね。流石人気1位だ。」


「ソースパスターといいカーレィバンといい、どれもプリリンとセットで買うんだな。」


俺もあまり意識しておらず、今考えてみたら……


「……お前は俺しか友達いないのか?」


フエーラーと仲良くなっていた。

……いつからだ!?俺がずっと”倒す”事を目標にしてるこいつと、昼は一緒に食べて、帰りも同じ道まで一緒にいたのは!?


15日見ていて分かったことがある。

フエーラーは……自分から関わりに行こうとしない。だから俺以外と話すことが少ない。


「……まぁ、グイグイ来てもらう方が僕にとっては話しやすいし。」


「そんなに俺がお前にグイグイ行ってるのか?」


「えっ……自分で分かってない?人間を喰うことに執着してるモンスターみたいにグイグイ来てる。」


「お……俺を、あんな奴らと一緒にするな!ふ、ふん!じゃあ何だ?俺がお前の事を好きだと思ってるのか?悪いが俺はホモォじゃないし、会った時からずっとお前を倒すべき存在と思ってるからな!」


「じゃあ、そんな倒すべき相手と毎日一緒に昼飯を食べてるんだ?」


こいつ……!

まぁ、確かにそうだったかもしれない。仲良くしすぎ……


「まぁでも、僕は良いと思うし、むしろ好きだよ。こういう関係。”ライバル”っていうのかな?」


「ライバル……か。いや、俺がもっと強くならなければ釣り合わない。まぁ、俺にかかれば半年足らずで追いついて、お前を倒す強さを得て見せる。」


「そうなって欲しいよ。僕だってなるべく早く君に倒されたいし。スターエイトには残りたいけど、1位は僕にとって荷が重すぎる。」


「そうか……だが、俺に倒されるまでは絶対誰にも負けるなよ?」


「うん。」


15日間で1対1の模擬戦が4回あったが、俺はフエーラー以外に圧勝している。

そう心配せずとも、フエーラーが誰かに倒される心配はないだろう。


「……あ、そうだ。」


「ん?どうした?」


「これからコルエス君の事、フレイジスって呼んでもいい?」


「は?それに何の意味が……?」


「まぁ、親しくなりたいって訳じゃないけど、こう呼んだ方が遠慮する必要もないって思えるし、そっちだってフレイジスって呼ばれた方が誰に呼ばれたかすぐ分かるでしょ?」


「そ、そうだな。じゃあ俺もお前の事をチオニスって呼ぶことにする。」


「ふふっ、じゃあこれからよろしく、”ライバルのフレイジス”!」


「あ、あぁ……」


急に名前かつ呼び捨てで、ライバル認定されると恥ずかしくなってくる。


「こちらこそよろしく、チオニス。」


こうして、互いを名前で呼ぶ関係になった。

しかし、フ……チオニスとの因縁が消えた訳ではない。


今から15日後に、待ちに待った順位変動戦がある。

もしチオニスと当たったら、絶対に倒す!



【チオニス・フエーラー(三人称視点)】


互いに名前で呼び合うことにしたその日、チオニスは自らの家に帰って来ていた。


「フレイジス……例の2位と仲良くなったよ、クロちゃん。」


(そうか。だがいいのか?お前……いや、俺達は()()3()()で……)


どうか私に……星という恵みを……

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