↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新訳 我と汝  作者: マルティン・ブーバー
PR
11/28

第1部 (14)

 恵みによって〈汝〉は私に出会う。探し求めることを通じては〈汝〉が見出されることはない。しかし私が〈汝〉に根源語を語ることは、私の本性による行為、私の本質行為である。

 〈汝〉が私に出会う。しかし私は〈汝〉と直接の関係に入っていく。このように関係とは選ばれることであって同時に選ぶことであり、受動と能動は一つになる。何故なら存在者のすべてによる一つの能動行為は全ての部分的行為の撤廃と同じであり、それゆえ全ての――その部分的行為の限界性にのみ根差した――能動行為感覚は、受動と似たものにならざるを得ない。

 根源語〈我‐汝〉は、存在者のすべてをもってのみ語られ得る。存在者全体への回帰と一体化は決して私を介して起こり得ることではないが、決して私の存在なしで起こり得ることでもない。私は〈汝〉に接して〈我〉となる。〈我〉となることで、私は〈汝〉に語りかけるのである。

 すべて真の生とは出会いである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。