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主人公にも安息を  作者: マト4
番外・心技体編
98/141

EXP.98 打ち上げ その2

「それで俺達の所に来たのか」


「はい……」


現在僕の滞在しているテーブルにはグレンさんとガンさんそれと……、


「……むにゃ…………」


椅子で出来た即席ベットでnekoさんがガンさんの膝枕で熟睡していた。


「それにしても騒がしいな」


「まあ、偶にパーってやるから良いんじゃないですかね」


「否定できねぇな」


二人で世間話をしながらお酒を飲む……未成年としては憧れる光景だ。


なんだけど……、


周りとの差がなあ…………。


シュールな光景に感じてくる。


「あの、グレンさん。タツキ先輩どこにいるかわかりますか?」


一つ用事を思い出しグレンさんに質問すると、あるテーブルが指さされる。


「おいおいタツキ、酔ってんじゃねえか? 俺の方だろ!!」


「いいや、えりあるを教えた俺だね。俺だね!!」


酔った楓月さんとタツキ先輩が何やら口論をしていた。


正直近づきたくなかったが、致し方なくグレンさんに礼を告げタツキ先輩のテーブルに向かう。


「お、ユウキ。二勝目おめでとう」


「銀髪君も飲むか?」


「いえ、未成年なので……」


「そうか」と残念そうに笑う楓月さん、するとタツキ先輩が先程の話を掘り返し口論が再び始まる。


二人共少しずつ声を荒げていく止めた方が良いかと考えていると、


「「なあ、ユウキ(銀髪君)はどっちのおかげで勝ったと思う?」」


二人が急に話題を振ってくる。


「な、何の話ですか……?」


「俺とタツキ、どっちのおかげで勝てたかって話だろ?」


……


急に言われても……。


「いや、銀髪君……言わなくて良いぜ。銀髪君の性格からして両方を選ぶだろ、なら言わなくて良いぞ」


「えーと……」


楓月さんの言葉で僕が言い淀んでいると、二人は互いに視線を合わせ口論に戻る。


「俺の方が強いっすよ!」


「いいや、俺の方が強い」


「なら、今日こそ決着をつけましょう」


「いいだろう、今日こそ俺が勝つ」


するとリオさんが現れ声を張り上げる。


「さあさあ、毎回恒例の楓月とタツキの飲み比べだよ! 賭け金は千。皆さん、じゃんじゃん賭けていきましょう!!」


『うぉおおおおおっ!!』


謎の歓声、いつの間にか周りのテーブルで飲んでいた人まで参加している。それにしてもリオさんのカリスマ性は凄いなぁ。


「どっちに賭けようかな……」


鎖状チェーン


僕は馬鹿な事をしようとしていたシアさんを椅子に拘束した。





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