表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公にも安息を  作者: マト4
夏季大会編
82/141

EXP.82 雷刃と閃光 その2

【カレン視点】南側


「「防壁バリア四重クワトロ」」


深緑色のジャケットを身に纏った二人のプレイヤーが自分達を覆う様にドーム状に防壁バリアを張る。


可夢偉は腰の柄を握り、その雪の様な白い刀身を見せる。


「そろそろ始めるか……。雷刃 起動!」


コートのラインや刀身に稲妻が走り黄色に発光する、可夢偉のひたいに雷を連想させる角が二本生成される。


『電光石火』


光がより強くなり、構えたと思った時には既に防壁バリアまでの距離を半分ほど詰めている。


その移動速度は早過ぎて発光していなければわからないほどである。


そんな超光速の連撃で削られていく防壁バリアを私はただ見つめる事しか出来ずにいた。


アレはウチのチームだけじゃ勝てないな……。


そんな事を考えていると戦場から少し離れた場所を、黄緑のパーカーを着用した肩に届くほどの黒髪で片目が隠れた男が歩いていた。



【クアネル視点】南側


ん、海月の言う通りだな。


黄色に発光した人らしき物がドーム状の防壁バリアを色んな角度から攻めている。


「おい、海月」


「? 何かしら?」


「聞いてたのより一人多いぞ」


「そうだったかしら?」


相変わらず、俺を逆撫でしかしないな此奴。


堂々と道の真ん中に立ち口を開く。


「おい、怪物! 人間相手に大人気ないぞ」


「誰が怪物だ!」


「ならば問おう。黄色に発光して尋常じゃない速度で動く物を人と呼ぶだろうか? いいや『怪物』以外の何物でも無いと俺は思うがね」


怪物は此方に殺気を向け始める。


貫通弾レーザー貫通弾レーザー


両の手元に現れた立体の菱形を慎重に合成していく。光を放ち小星型十二面体へと姿を変える。


「『閃光弾スターライト』、『二重複製エターナル』」


身体を中心に二つの輪が現れ交差する、輪が少しずつ分裂し幾つもの閃光弾スターライトへと変形する。


「さあ、遊戯を始めようか」



【ユウキ視点】北側


「なんだテメエ?」


「え〜と……こういう時はどうしたらいいんですかね?」


「それは俺に聞いてるのか?」


南側より最も遠い位置に転送されたので飛翔エリアルで長距離移動を考えたのだが、MPの消費を考慮してなるべく走ろうと決めたのだったが…………。


「とりあえず、俺の点になれ」


「え、嫌ですよ!?」


「聞いておきながら口答えか……?」


何この銀髪の人、心底怖い。


そう走っていたら、偶々通っ……て止まっただけなのに殺そうとしてくる銀髪の男性。


あれ? この人どっかで……あ、ブロッカーの順位が高い……えと……アルミニウムさんだ!


ここ最近、作戦とバイトの事しか考えていなかった為か頭が混乱してくる。


それにしてもこの人、グレンさんに似てるな。ラン先輩……ちゃんと林檎詰められてるかな……。


「とりあえず、斬らせろ」


「オレが先だ!」


二人が揉めてる間に……、


「「あ」」


僕は飛翔エリアルを使って全速力で逃亡を開始した。

先週の更新から一話更新になりましたが、よくよく考えましたらもうすぐこの作品も終わりを迎えます。


とりあえず……あと一、二試合ほどで夏季大会編もひと段落なので、また制作時間を頂くとは思いますが…………(汗)。


どうぞこれからもよろしくお願いします。



ご意見ご感想お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ