EXP.81 雷刃と閃光
今週より暫くの間、一話更新になります。
申し訳ございません。
理由としては、作者の力不足+時間がない
により二話更新では追いつかない……。
二話更新を行なった場合、完全に停止する期間が出来ると予想されたので一話更新に変更となります。
いつになるかは分かりませんが出来るだけ早く二話更新に戻しますのでこれからも、よろしくお願いします!
本当にすいません……。
【カレン視点】南側
『Requiem』のメンバーが隠れ話す中、戦場は物凄いことになっていた。
建物の屋上から見下ろすと『Team』の二人が一緒に行動している。アルトニアはいない。
ここはあの二人を仕留めとくべきか……?
「カレン、そっちは大丈夫? 出来れば林君を合流させたいんだけど……」
「大丈夫だ、こっちに来させてくれ。でも、物陰に隠れながら来るように言ってくれスナイパーの射程ギリギリだと思うから」
「了解」
先程、今回唯一のスナイパーである海月を発見し方角からどの辺に居るかを把握したのだが…………、
「なんであの二人を撃たないんだ?」
慎重とは言え隠れずにその上 隠蔽も着けずに移動している二人を何故撃たないのか私には分からない。
私が撃てば場所を教える事になる、海月もそれを考えてか? 確かに奴はスナイパーなのにあまり狙撃をしない事で有名だが……中距離戦の二人ならどうにでもなるだろう。
私のそんな考えは次の瞬間、裏切られる。
「お、あの盾男はいないみたいだな」
ここに現れるとは……今回、私達は勝てるだろうか……?
腰に鍔なしの刀を携えた白いラインが入った黒コートに身を包む白髪の男……可夢偉の登場で南側は全滅の可能性が出てきた。
…
【アルトニア視点】北側
刃が交差する。
火花が散り、攻防が続く。
『火炎斬』
炎が灯った両手剣を握りカマタが斬りかかって来る。
「防御形態」
左手の双刃刀が大盾へと姿を変える。
左手の大盾で炎刃を防ぎ、右手の魔術武器の刃を突き出し口を開く。
「加速発射」
刃が微振動しながら直線上に発射される。例えるなら高校野球のピッチャーが投げる球程の速さの刃を至近距離で放たれれば、常人の行動速度では避けられるわけが無い。
が、カマタは何度もやられたこの技を先読みし武器を手放して避けたのである。
驚きを隠せないアルトニアに対し、避けられた喜びを隠せないカマタ。しかし、武器を放してしまったカマタは苦い顔で腰から短剣を抜く。
アレを避けるとは……奴に使い過ぎたか……。
この技の欠点……それはブレードを放ってしまう事である。この刃は自動的に補充される事は無い為、形成しなければならない。
しかし、それは隙になる為、敵前で行うのは負けを意味する。
互いに相手の次の手を読む心理戦、静寂を破ったのは銀髪の少年だった。
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