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主人公にも安息を  作者: マト4
夏季大会編
80/141

EXP.80 ブロッカー個人戦2位

【楓月 視点】


画面に名前が表示されていく。


『Slash』

可夢偉かむい

『Team』

くるた、、アルトニア

『Seeker』第4部隊

クアネル、カマタ、海月みつき

『Requiem』

ユウキ、りん、カレン


「どうして私がこんな場所に居なきゃいけないの、デートだって言うから来ただけなのに……もうやだ」


俯き呪いにも近い言葉を紡ぐ幻夢。


「楓月さんは、この試合をどう見られますか?」


「うーん……とりあえず、腹減ったから売店行って来て良い?」


「はあ…………」


苦笑するベルに手を振りながら、俺はエレベーターに向かうのであった。



【ユウキ視点】北側


今回のステージ決定権は『Slash』にあり、人数分を補う作戦が予想されていたが……これは凄いとしか言えなかった。


ステージは『河川敷』彼方此方に建物があるが大きな川で南北の二つのエリアに分けられている。


さらに天候は『雷雲』ランダムでステージ内に雷が落ち、直撃するともちろんダメージを受けるという……。


隠蔽シャドウ オン」


とりあえず、マップから姿を消して…………。


「どうしようか……?」


「「「え!?」」」


全員が一人に任せている為一人が悩むと駄目になるこのチームに勝利があるとは…………僕には思えないのであった。



【アルトニア視点】北側


俺はこのチームに大分助けられてきた、だから今年こそ二人のメンバーとオペレーターを勝たせたい。


「今日こそお前ら全員……倒す」


チームカラーである黄緑色に染まった『Seeker』特有のパーカーに身を包み、紫色に輝く両刃の両手剣を背から抜く桃色髮の青年カマタが吠え始める。


「んだあ、やんのかゴラ! なんで毎回毎回あんたらとんなきゃいけないんだよ!」


青年と表したが、常に目を細めており誰であろうと喧嘩口調という青年しょうねんである。


余談だが彼はホワイトワールド内で『狂犬』と呼ばれている、その理由はまたの機会に話すことにしよう。


「それは三チームが同等の力だからだろう」


「そんなら今日こそ、あんたを倒す!」


「こちらこそ、スラスターブレード起動オン


スティックに輪が付いたような魔術武器アーツを両手に持ち、掛け声と共に紅色の双刃刀が展開される。


落雷のゴングが鳴り響き、闘いの幕が上がった。




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