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主人公にも安息を  作者: マト4
夏季大会編
79/141

EXP.79 銀髪伝説

「次に君達が戦うチームが決まったよ!」


……


ここはギルドの酒場。


朝から僕、林、カレンを呼び出したシアさんが遅れて来るなり会話を始める。


「どうして、誰も何も言ってくれないんだい!?」


「呼び出しておきながら、一時間も遅れて来るとか……どうなってんですか?」


シアさんの額から汗が滲み出る。


このゲーム内と現実の気温は全く同じではない為、夏の暑さが原因で無いのは言うまでもない。


「まあ……とりあえず、これを見ておくれ」


「あ、誤魔化した」


「いいから見て!」


カレンのツッコミを全力で遮り、開いたウインドウを全員に見せるシアさん。



【第ニ回戦 下級者の部】

『Slash』

『Team』

『Seeker』第4部隊

『Requiem』



「しかも、どのチームにも下級者とは思えない程の強者がいるんだ」


「それってどういう意味ですか?」


「どのチームにも個人戦だけなら順位が高い奴がいるんだ」


カレンから僕へ言葉が紡ぎだされる。


「まず『Slash』は可夢偉かむい。ブレイカー個人戦3位の実績でエクストラスキル『雷神らいじん』の使い手だ、敗因は戦闘メンバーが可夢偉のみってとこだな。次に『Team』このチームのエース、アルトニア。彼はブロッカー個人戦2位に上り詰め、二本の魔術武器アーツを使いこなす天才だ。こちらの敗因はエース以外の他メンバーの戦闘力の低さだろう」


カレンが認める程となると相当な強さなのだろう。


「最後に『Seeker』第4部隊、ここは問題児しか居ないが実力は高い賞金首共だ。エースはクアネル、アタッカー個人戦1位の超天才だ」


更に上がいるのね……。


「今回の相手はどこも強い、どうするユウキ?」


「また、僕に全振りのパターンですか……」



それから数週間後、僕達(僕と林)は特訓とバイトの過酷なスケジュールを乗り越え二回戦目を迎えようとしていた。


「はあ……バイト疲れた……」


「ですね……」


「試合前までシフト入れてるからだろ、もうすぐ始まるんだからシャキッとしろ!」


「「はい……」」



【楓月 視点】


青髮のおさげを二つ垂らした女の子。


「夏季大会下級の部第二回戦、実況はわたくし第5位『Hunter』のオペレーターを務めています。ブルーベルリン、解説は…………」


の視線の先で、


「なんで私が解説席なんかに行かなきゃいけないんですか!?」


「ベルが困ってたから解説役しようと思ったんだよ、それにデートなんだから良いだろ」


「それは貴方の事情じゃないですか、私を勝手に巻き込まないでください!」


俺は幻夢と揉めていた……。


「なんでデートはすんなりオッケーしてくれたのに、解説はダメなんだよ」


「デートの件は此間の賭けの分です」


「でもさあ、デートなんだし共に時間を過ごそうぜ?」


幻夢が渋々席に着く。それを見ながら、なんだかんだで良い奴だなと思った。


「よし、解説は俺こと楓月と」


「幻夢……」


「で、お送りします!」


こうして銀髪くん達の第二回戦は幕を開いた。




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