EXP.67 嵐の男 その4
【楓月 視点】
『幻影乱舞』
『疾風』
幻夢の技を躱し背後に回って愛剣を振るう。
何度目の攻撃か分からない。
幻夢は技を放ち背後に回られると急な態勢をとり急所を外してくる。
「私は二度と貴方に負けたくない……」
「そういや、初めて殺りあった時もこんな感じだったな……」
こくりと頷く幻夢の顔は、僅かに笑顔になっていた。俺の表情に違和感を感じた幻夢が口を開く。
「何が可笑しいんですかっ」
「ははははははっ」
なんだよ、気付いてねぇのかよ。
つい俺も笑い出してしまう。
「なあ……幻夢、賭けでもしようぜ」
「賭け……ですか?」
急な問い掛けに戸惑う幻夢。そういうところは相変わらずだな。
「お前のMP残量的に『幻影乱舞』一発が限界と見た」
「だ、だから何ですか……!」
本当、嘘つくの下手だな〜こいつ。
「この一騎討ち……勝った方の言う事を一回聞くのでどうだ? 因みに俺が勝ったらデートな」
「そ、そんなの……私が不利です……」
とは言いつつ否定はしない。
後輩に俺の事酷く言っても、二人きりになると俺の無茶振りを受け入れてくれる……。
なんて可愛い奴だ。
「なら……俺はスキルを使わん。それで良いか!」
急に大声を出され無意識に頷く幻夢。
「そういう事だからお前ら手出すなよ!!」
『Hunter』のスナイパー二人は正々堂々とした勝負に手を出す様な奴らじゃない。
「来〜いっ」
幻夢が太刀を構える。霧が漏れ妖しく灯る。
その身体が三つのモーションを同時進行で放った。
ちょっと少ないですかね?
最近疲れてるのか、違う作品のキャラと被っちゃうんですよね……。
そっちの作品書いてるからこの作品が書けない訳じゃナイデスヨ。
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