表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
主人公にも安息を  作者: マト4
夏季大会編
60/141

EXP.60 Main Draw

ギルドに到着した僕達は、先に席どりをしていたガンさん達と合流するのであった。


「お、カレンじゃねーか」


「久しぶり」


「お二人方、お久しぶりです」


カレンが律儀に挨拶しているのを初めて見た僕と林は、シアさんに小声で尋ねる。


「なんでカレンあんなに律儀なんですか?」


「あー彼女は昔……入った当初の頃、彼らにシゴかれたからね〜」


辛い過去だ。僕はつじきり先輩と呼んでいるが、他の三人は……さん付け、教官、師匠だもんな……。もしかして、カレンの雰囲気が楓月さんに似てるのはそういうのがあるからなのかな。


「え、私達の試合見てたんですか!?」


「そりゃあ見るだろ。なんたってnekoの……」


「弟子の晴れ舞台」


そのセリフに……隣では号泣する林。


「一生付いて行きます、先生!!」


さん付けから先生に変わった……。


そんな談笑を繰り広げていると、シアさんがガンさん達に質問する。


「君達こんな所で油売ってて良いのかい?」


「あーそれな。つじきりがヤスイに捕まったんで俺達は出ない事になった」


「って事は、楓月が出るのか!?」


頷く二人にシアさんは、こめかみを押さえる。


「まさかアレ使うのか?」


「多分な……」


「はあ……」


珍しくシアさんが溜息を吐いたので、相当マズイ事なのだろう。


「えー、上級の部一回戦目……実況はわたくし暫定2位『Tricky』のオペレーター、ふくろうと我らがクソ……カッコイイ事で有名なカクト隊長と暫定5位『Spinner』のクモ選手にお越し頂きました〜」


「そんなに誉めんなって。いや、それほどの事はあるんだけどなー! ハッハッハッハッハッ!」


「小馬鹿にされた事とかは気にしないんですね……?」


「クモちゃん、そこはスルーで」


そうこうしている内に試合が始まろうとしていた。


それにしても、解説席がカオスだ……。


「なんでお二人……クモちゃんは試合出ないの?」


「そりゃ、内はテルはしがいねぇからだろ。お前知ってんだから聞くなよ」


「クモちゃんに聞いてるんですっ」


「えーと……花鳥かとりさんが仕事でイン出来なくて……」


「そうでしたか。あー失礼しました……それでは、チーム紹介に入ります。まずはトップを走り続ける暫定1位『Seeker』第0部隊、ステルス戦でお馴染み暫定3位『Assassin』、見事なチームワークで勝ち上がって来た暫定4位『Seeker』第1部隊、繰り上げ出場の暫定6位『Hunter』でお送りします」


モニターに出場プレイヤーの名前が表示されていく。


『Seeker』第0部隊

楓月ふうげつ

『Assassin』

リクト、幻夢げんむはな

『Seeker』第1部隊

アカクラ、ソーマ、AIRA、フェルメール

『Hunter』

キト、サノ、ベヒモス、青眼あおめ


「因みに、お二人は今回の試合をどう見られます?」


こうして試合が始まるのだった。




ご意見ご感想お待ちしております。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ