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主人公にも安息を  作者: マト4
夏季大会編
51/141

EXP.51 お買い物

それから1週間……僕達はそれぞれの師匠の元で厳しい特訓に励んでいた。


「ほらほら、守ってるだけじゃ勝てないぞっ」


「そんなこと言ったって……踏み込めないですよ!」


現在、僕は瓦礫の山の上で戦っている。


「足場が悪いからこそ、特訓になるだろ!」


「先輩ばっかり……空中を飛んでズルイでグァッ!」


「それも……そうか……」


『ユウキ LOST 0ー10 勝者 つじきり』


背後に回り、僕の首筋を斬りトドメを刺してから深く考え始めるつじきり先輩。


10本勝負でも全然歯が立たない。でも落ち込んでも意味ないか。


「ユウキ、一回出るぞ」


「はぁ……はい!」


気を取り直して大きく返事をした。



「ま、私相手に戦いながら話せるまで出来る様になってるんだから、そう落ち込むな」


「そう言われましても……」


僕達が会話しながら練習ルームから出ると、ソーマと楓月さんが休憩していた。


「お、つじきりと銀髪くん」


「どうも」


「ユウキ〜10本勝負、2〜3点くらいしかない取れねぇんだけど……」


つじきり先輩がリオさんと相談があるらしいので、ソーマの隣の椅子に座ると項垂れながら愚痴ってくる。


「僕なんか攻撃すら出来ないよ」


「つじきりも容赦ねぇな……」


「足場の悪いステージで、自分だけ空中を飛んでるんですよ」


「「それはキツいな……」」


僕が愚痴ってると、つじきり先輩に呼ばれ向かう。


「ちょっと買い物に行くぞ」


「はあ……」



街に繰り出した僕達は、図書館と呼ばれる場所に来ていた。


「基本的にスキルはランダムで手に入るが、どうしても欲しいものがある場合はここで入手するんだ……多額だけどな」


「スキルを買いに来たんですか?」


「お前が使うオプションを買いに来た」


本が入った沢山のショーケースがそこら中に設置されており、多くのプレイヤーが説明が表示されたウインドウを眺めている。


「どんなのが、欲しいんだ?」


「わからないんですけど……」


「大雑把にこんなのが欲しい〜とか無いのか?」


少し考える仕草をしながら、口に出す。


「つじきり先輩が使ってた飛ぶやつと……気づかれずに近寄ったり出来るのが欲しいです」


「……となると隠蔽シャドウ透化ステルスか……」


つじきり先輩が少し考える仕草をしながら何かを呟いている。


「シャドウとステルスって何ですか?」


「『隠蔽シャドウ』は起動すると少量のMPを消費し続けるが、敵のレーダーに映らなくなる。『透化ステルス』は敵の視覚に映らなくなる。ただ、他のオプションが使用不可になるしレーダーには映るんだ」


「なら……隠蔽シャドウでお願いします」


僕の回答に頷くとつじきり先輩は、僕を案内してくれた……。




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