EXP.36 幕開け
あれから数時間後、僕と林とカレンで狩りに出ていた……。
経緯を話すと、かなり遡り…………。
…
「「改めて、よろしくお願いします」」
僕と林は互いに、関係を深く持ったのであった。
「よ、お前らもいたのか」
その声に振り返ると、カレンさんとシアさんが立っていた。
「カレンさん、ちわっす!」
「お姉様、どこに行ってたの? 隊長が怒ってたよ……」
「おう、今日も元気だなソーマ。AIRA、ソーマ連れてアカクラに謝罪しといて」
立ち上がり深々と頭を下げるソーマと、少し笑顔で歩いて行くAIRAさんを見送りながら、僕と林は立ち上がった。
「第1部隊のリーダーはカレンじゃなくて、アカクラなのか?」
「私にあー言うのは似合わないからさ」
「確かに……でも、あの初心者丸出しが今や部隊長かぁ……」
またふたりで、思い出に耽ようとしたので、本題に入った……。
…
「結論から言うと、この三人で『アカリ森林』に行こうと思う」
「『アカリ森林』には、ホムラ山塔とは比べ物にならない程強いモンスターがいるから、稼ぎも良いが死亡率も上がるから充分に気をつけてくれ」
「はい」
そんな説明を受けて僕はメニューを開き、武装する。
「なーユウキ、それって『First star』?」
「そうですけど……。何で知ってるんですか?」
「だってそれ作ったの私だもん」
僕はしばらく動きを止めたが、再起動し、
「こんなに良い物をありがとうございました……」
「今度、研磨してあげるよ」
そんな会話をしながら、黒い渦に飛び込んだ。
…
「カレンでいいよ」
「ですが……」
「本人が、そう言ってるんだから良いんだよ」
真上に登った太陽が照らす中、呑気にそんな会話をしながら、僕達は道中を進んでいた。
今回のフィールドである『アカリ森林』は、その名の通り植物が茂っている。そこに微かな水の音と虫の鳴き声が聞こえてくる。
「よろしく。か、カレン」
「よろしくな、ユウキ。それと林」
「よろしくお願いします」
こんな感じで、新たな仲間も加わり(予定)第2章の幕は開いたのだった……。
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