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主人公にも安息を  作者: マト4
初心者編
30/141

EXP.30 First stage clear

稲妻に打たれ、灼熱竜は機能停止した……。様に見えた。


再び動き出した灼熱竜の頭が僕を狙い、地面に突き刺さった。


この時、僕は作戦を思い出していた。



「ボクが長刀を使って大ダメージを与えます。ですが、チャージに時間が掛かるので囮になって欲しいんです」


「わかった。でも、倒しきれなかったら?」


「その場合……ボクはMPを使い果たして軽い疲労感でしばらく動けません……」


「そしたら全滅か……。ま、囮なら任せて」


「あ、あと……青白く光る球体があったら、それがコアなのでそれに攻撃してください」


「わかった。よし、行こう」



頭を抜いた灼熱竜の胸部の鱗に亀裂が入り、僅かに割れて青白い光が溢れていた……。


光に座標を定め、特攻を開始した。



火矢を避け距離を詰める。

距離を詰められた灼熱竜は再び、頭を僕を狙って地に突き刺さる。

バックステップで躱したものの、飛んできた石が手に当たり白銀が弾かれた。


しかし、敵に背を向けるわけにはいかない。


左手を腰に回し、走る。

だが、火矢を避け続けもう少しというところで、3回目の頭が振り落とされ……なかった。

どこからともなく、飛んで来た雷に撃たれ麻痺していた。


ナイフを抜き、光に差し込んだ……。



「こんなに……」


今日の換金額は……2万G……。


[コア 小]50G×60[コア 中]500G×1[コア 大]2000G×1[灼熱竜の炎袋]14500G×1


「二人共、こんなにお金を持ってよく無事に帰って来たね」


「林、ごめん。この人お金に目がなくて……」


「いえいえ、大丈夫ですよ。チームに入れて貰えるだけ有り難いですから」


「ボウズ達が可哀相だな……」


僕と林そしてシアさんで、ギルさんの『Getting rich quick』にてギルドの換金+鑑定をして貰い、物凄い金額を頂いていた。


「この度、『Requiem』に入れて頂く事になりました。林と申します。改めて、よろしくお願い致します」


僕とシアさんに一礼した林に拍手を送っていると、ギルさんが歓迎会を提案してくれた。既にお店の看板も「close」となっている。


「ありがとう、ギル! 歓迎会なんてしてくれて……当然タダだよね?」


「俺のほんの気持ちだ。値引きはしてやるよ」


と二人で金額の事で揉め始めたので、林と二人きりで話していた。


「これからもよろしくね」


「こちらこそ、よろしくお願いします」


「そういえば、さっき……レクイエムとか言ってたけど何なの?」


「このチームの名前と伺っていますが?」


「え」


噂をしていると本人が駆け寄ってきて満足気に口を開いた。


「ギルが半額で良いって!」


「……シアさん、少しお話があるんですけど……良いですか?」


「……はい……?」



店を後にした僕とシアさんは宿屋に向かっていた。林は後日、登録に行くとの事で今日のところは別れた。

シアさんは、半額だからと調子に乗って沢山のお金を引き渡した。


(しばらくは、泣いて喚こうとお金を貸す気は一切ない!)


愚痴をこぼすシアさんを宥めていると、宿屋に着いていた。


その後、僕はステータスを更新して自分の世界に帰った……。




ー更新ー


【ユウキ】

Lv.14 無人 所持金 31000G

HP 1200/1200 MP 14/14

STR 23P(+5P)E

VIT 15P(+5P)E

AGI 40P(+5P)E

INT 9P(+5P)E

DEX 7P(+5P)E

SP 10P


武器

ブルートガング

防具

First star


職人スキル

戦闘スキル

片手剣

短剣

魔法スキル

固有スキル

成長グロース


第一部、完結です。


第二部、制作の為

しばしのお時間を頂くと思いますがお許し下さい。

読んで下さった皆様、本当にありがとうございました。


E P I S D E 2

coming this wniter



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