EXP.23 休み明け
作者の私事情により、9月9日の更新は休載させて頂きます。
大変…………………………………………申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
ゲーム内での休みも終わった翌日の事ー
「今日は早いね、ユウキ君」
「迎えに行かなきゃいけないんで……」
「じゃあ、私はその辺の喫茶店にいるよ」
「わかりました。また後で」
別れを告げ、僕は宿屋を出た。
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明日はユウキさんとそのチームリーダーさんとのお茶会に呼ばれたから、失礼がないようにしないと……。
夜風にあたりながら、鳴海屋 林はベランダから月を眺めていた。
「そろそろ……寝ようかな」
そう言って彼は部屋に入り、自分のベッドに入る。
ー翌日ー
ジリリリリリリリリリリリリリリリという大音量の目覚ましが鳴り響く部屋にて覚醒する。
手を伸ばし音を遮る。寝ぼけた林の瞳に時計は6時を写していた。
もう少し、寝れるかな……。
こうして、林は二度寝した……。
が、この時既に彼は大きな失態を犯した。それは、逆さの目覚ましを見てしまっただった……。
9時を6時と見てしまったのだ。そんな事、普通は無いが、彼は寝ぼけていたのだ。
彼がこの事に気付くのは、それから50分経った頃だった……。
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「林、来るの遅いな……」
僕は約束通りギルド前にて30分も立ち尽くしてキョロキョロしていた。
約束したのは10時なのだが、「30分前から待っていますね」と言われたので待たせては悪いと思い急いで来たが、来る気配が全く無い。
忘れられたのかなぁ……。でも、林に用事が出来たのかもしれないし……そろそろシアさんの所に行こうかな……。
と思い足を前に出したその時、ギルド前の建物から正確には屋根からよく見るシルエットの人物が飛び、着地にも成功する。
が、こちらに走ろうとして転けた……。
「林、大丈夫か?」
「遅れてすみません……寝坊してしまいました」
手を差し出し林を立たせる。
「それじゃあ……行こうか?」
「はい……」
ー歩いて7分ー
いくつか店を回ったのだが、シアさんを発見できずにいた。
場所を聞いとけば良かった……特に店の名前……。喫茶店って言ってたからギルさんの店でも無いだろうし……。
考えながら歩いていると、小さなカフェを発見する。そして、置かれているテーブルと椅子に座って紅茶を飲んでいるいつしか見たマントのプレイヤーが瞳に映る。
「シアさーんっ……ハァ……ハァ……探したんですよ……」
「適当に選んでしまって悪かったよ」
少し走って息切れする僕と林、それに対して彼女は僕に目も向けず林をじっと見ていた。
「もう、紅茶なんて飲んでる場合じゃ無いですよ……」
「まあまあ、いつまでも怒ってないでさーユウキ君。君も座りなよ」
「失礼します」
彼女の言葉に僕はため息を吐き、林は緊張していた。
「ユウキ君、君たちと話す前に言っておくけど……、コレ紅茶じゃなくて緑茶だから!」
((そこなんですか……))
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