EXP.19 本人にしか見えないもの
作者の私事情により、8月26日の更新は休載させて頂きます。
大変…………………………………………申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
回想シーンが始まった。
…
《注意・これより先は回想シーンなので、林の語り・視点からご覧ください。》
ユウキさんと別れちゃったし、たまには換金にでも行こうかなぁ……。
帰還アイテムの『ワープ・ボム』という卵型のワープアイテムのスイッチを入れて、仮想国に帰還しました。
その後、換金を済ませ狩りの準備としてお店でアイテムを買っていました。
「オイッ、俺の買おうとしたアイテムを先に買うとは……どうなってんだっ!」
ヒィイイイイイイイイイイイイッ
怖い人に怒鳴られました。
どうやら、その人が買おうとしていたアイテムを僕が先に買ったら品切れになったらしくて……。
「聞いてんのか我っ!」
この人、怖すぎます……。
争いたくないので、アイテムを譲ると言ったのですが……「お前の触ったのなんかいらない」と言われて、聞いてもらえず……。
「痛い目に合わなきゃわからねぇのかっ!!」
ナイフで刺されそうな時に咄嗟に護身術を使ってナイフを奪ったら、体の自由が効かなくなったと思ったらあんな感じでした。
ー回想シーン・終了ー
「という感じでして……」
「上を見上げてる林を見ても、何もわからないよ?」
「え」
ー説明中ー
《ココからは、いつも通りユウキ君の視点でお送りします。》
「わかって頂けましたか?」
「うん、でもね、回想は相手には見えないよ」
「そうでした……、不覚です」
「人の事を言えないね」と笑って口では言うが、内心は、なんだよっ! イラつけよっ! と心の声が聞こえてくる僕自身。
最近このゲームのせいで精神的に壊れてるのかなぁ僕……。
でも、思ってしまう事だから仕方がない。
「ていうか、護身術なんかやってるの?」
「護身術と剣道をやってます」
二重人格ってのが一つの理由でもあるが、剣道やってる人的に生き物を殺めるのは嫌だから、長刀を鞘に納めてるのか……。
「そもそも、早いもの勝ちなんだから負けたらダメでしょ」
「ですが……」
「押しが弱いから、いつも負けちゃうんじゃないの?」
最近、レベルが上がる事しかない口を動かし、林に言葉をかける。
だが、僕が話すにつれて林の瞳から光が消え、どんどん死んでいく……。
「なんか、ごめん……」
「いえ、大丈夫です。自覚してますから……」
「今日は…もう帰ろうか……?」
「そうですね……」
今日のところは解散せざるおえなかった……。
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