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主人公にも安息を  作者: マト4
初心者編
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EXP.14 プレイヤーの世間常識

「あの〜、専属情報屋って何なんですか?」


泣き止み平常心を取り戻した僕は、個室にて眼前の赤髪の果実に色んな事を教わっている。ガラス製の容器に満たされた青い液体に浮かぶ宝石のように輝く氷が、カランッと音をたてながら溶けていく正午過ぎ。


「専属情報屋っていうのは、そのプレイヤーさんの情報をまとめなきゃいけないんです」


「何でですか?」


僕は何も考えずに発想を口走ってしまう。


「知ってるとは思いますが、このゲームはおもに、六つの仮想国同士で戦争をするゲームなんです。そして、戦力を上げるためにプレイヤーさんはアイテムを軸世界に取りに行っているんです」


そんな設定があるなんて初耳なんですけど……。


「そのために、縄張りなどを作ってゾーンなどと呼んでいるんです」


「なるぼど……」


「でも、うちの領主〈ギルドマスター〉は戦争する気は無いんですけど、戦争が勃発してしまうんです……」


ココで僕は挙手。(わからないことがあるから)


「どうやって戦争するんですか?」


「え〜と……。設定上では、軸世界を中心に仮想国の惑星が回っている感じでして。軌道上の関係で惑星が互いに接近した際に、船を使用して相手国に侵入する感じです。でも、船に乗れる人数は少ないので、この国では選抜されます」


「よくわかりました。ありがとうございました」


彼女は一度ガラス製の容器を手に取り、中に入っている青い液体をわずかに口に含むと再び話し始める。


「戦争しない我々は防衛戦のみやるのですが、その際に収集する人を選ぶためにプレイヤーさんの情報をまとめるんです」


「でも、それだと情報屋の人数が足りないんじゃ無いんですか?」


「そうでも無いんですよ。プレイヤースタイルはおもに五つあって、この国の6割は非戦闘員なんですよ」


(あまりにも歪んでる気がするけど、良いのだろうか……)


「どうして、りっリンゴさんは情報屋をやってるんですか?」


「お給料が良いからです」


赤く熟れた果実がコチラに笑顔を見せた瞬間、僕は視線を逸らした。


この人もシアさんとあまり変わらない人だ……。


「できたら、私をやs……

「お断りしますっ!」


「仕方ないですね」


まだ、シアさんより諦めが早くて良かった……。


「説明は以上ですが、よろしいですか?」


「全然、大丈夫です。ありがとうございました」


「アドバイスはしますので、また来てくださいね!」


「はい……」


僕は宿屋を目指して歩き出す……。

そこでふと思う。


なんでシアさんは情報屋にならないんだろう…………。

プレイヤースタイル


守護者『ガーディアン』

大半は狩りに出てるが、防衛戦が主な仕事である。


狩猟家『ハンター』

アイテムなどをストックして長期間、軸世界で狩りを続ける。また、依頼なども受ける。


暗殺者『アサシン』

敵国に侵入し、情報収集やPKが主な仕事である。


生産職『プロダクション』

狩りや防衛戦には参加せず、アイテム製作が主な仕事である。


情報屋『アドバイザー』

ギルドの運業をするプレイヤー。依頼の提供や、コアの換金などが主な仕事である。


領主『ギルドマスター』

ワールドの責任者。船の貸し出しや、プレイヤーの追放などが可能。



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